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海外テニス

海外テニス記者がBTSメンバーに対する失言で炎上。K-POPファンから「差別主義者なのか?」と集中砲火<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.02

BTSメンバーのJIN(左)とテニスジャーナリストのローゼンバーグ氏(右、写真は2016年)(C)Getty images

BTSメンバーのJIN(左)とテニスジャーナリストのローゼンバーグ氏(右、写真は2016年)(C)Getty images

 現在開催中の男子テニスツアー「ユージン・コリア・オープン・テニス・チャンピオンシップス(9月26日~10月2日/韓国・ソウル/ハードコート/ATP250)では、現地9月29日の男子シングルス2回戦で第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク2位)とニコラス・ジャリー(チリ/同111位)が対戦。

 トップ選手によるハイレベルなプレーの応酬に会場も盛り上がったが、この日は選手以外にも観客の注目を大いに集める人物が登場した。

 その人物とは韓国のアイドルグループ『BTS(防弾少年団)』のメンバーJIN。自身のSNSでテニスをプレーする動画を投稿するなど、テニスファンとして知られるJINは、お忍びで会場を訪れていたのだ。

 このことをATPの公式ツイッターが動画付きで投稿すると、K-POPファンによって大きく拡散され、リツイートは3万件以上、いいねは9万件近くに達した。すると、これを見たテニスジャーナリストのベン・ローゼンバーグ氏も反応。

「(ただ座っているだけの)BTSの男性がこれだけのエンゲージメント数を集めるのを見ると、テニスがポップカルチャーの世界でどんな(興味の薄い)存在なのかを思い知らされるね」と投稿し、驚きをもって反響の大きさを知らせた。
 
 ただ、この投稿の「ただ座っているだけの」の部分が、K-POPファンの逆鱗に触れたようだ。ローゼンバーグ氏の投稿は引用リツイートされる形で多くのK-POPファンに取り上げられ、「彼は試合を楽しむために来ただけで、お前みたいな負け犬を楽しませるために来たのではない」、「スーパースターなんだから注目されて当たり前」、「嫉妬しているのか? それとも差別主義者なのか?」と批判が集中している。

 思わぬ批判にさらされたローゼンバーグ氏は、後に自身の投稿について釈明。「BTSファンを煽る気はさらさらないし、ポップミュージックやボーイズバンドのアンチでもない。BTS人気を目の当たりにしてただただ感嘆しているんだ」、「過去にATPの公式ツイッターが3万リツイート以上を集めたことなんてあったのか!?」と、あくまで反響の大きさに注目しているだけだと説明した。

 なお、ツイッター上の有志によると、ローゼンバーグ氏が言うように今回の投稿がATP公式ツイッター史上最も注目を集めた投稿となったようで、BTSの驚異的な人気の高さを物語っている。

構成●スマッシュ編集部
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