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海外テニス

【全豪オープン】西岡良仁、ダニエル太郎、綿貫陽介が2回戦進出! 内島萌夏は惜しくも初戦敗退<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.17

西岡がシード選手として強さを見せつけ初戦突破。ダニエル、綿貫も勝利を収め、2回戦進出となった。(C)Getty Images

西岡がシード選手として強さを見せつけ初戦突破。ダニエル、綿貫も勝利を収め、2回戦進出となった。(C)Getty Images

 今年最初のテニス四大大会「全豪オープン」(1月16日~29日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)が開幕。初日となる1月16日は、日本人選手男女4人がシングルス1回戦に登場した。

 まず、綿貫陽介(世界ランク138位)は、アーサー・リンダークネッシュ(フランス/59位)と対戦。サービスとボレーを武器とする相手に積極的な攻撃を仕掛け、第1セットを6-3で先取する。このまま勢いに乗ると、続く第2セットは6-3、第3セットは6-2と圧倒。四大大会初出場とは思えない落ち着いたプレーぶりでストレート勝利を収め、2回戦進出を決めた。

 続いて、四大大会で初のシードを獲得した西岡良仁(33位)は、マイケル・イーマー(スウェーデン/69位)と対戦。試合序盤から、西岡らしい緩急を織り交ぜたプレーでポイントを重ね、危なげなくセットカウント2-0とリードする。第3セットは、第1ゲームをブレークされ、もつれた展開となったが、5-5で相手のサービスをブレーク。そのまま勝利をものにし、第31シードとしての強さを見せつけた。

 日本勢で最後に勝利を飾ったのが、ダニエル太郎(94位)。予選を勝ち上がってきたエルネスト・エスコベード(メキシコ/313位)との一戦は、出だしから両者譲らずの展開となった。スピンの効いた相手のフォアハンドに押されながらも、正確なショットを随所に決めたダニエルは、第1、2セットを奪う。第3セットを3-6で失ったが、第4セットは、第4ゲームでブレークに成功。マッチポイントではセンターにサービスエースが決まり、2回戦に駒を進めた。
 
 女子選手では、内島萌夏(116位)が、ワイルドカードを獲得してキャリア初のグランドスラム本戦出場。ベルナルダ・ペラ(アメリカ/41位)と対戦した。第1セットは、フォアハンドの逆クロスやコースをうまく突いたショットを見せた内島が先取する。第2セットも第1ゲームでブレークに成功するが、相手のスピンと力強いショットに押され、6-3でイーブンに戻されてしまう。勝負の第3セットは、相手の早い攻めに押され、惜しくも敗退となった。

[1月16日/日本人選手結果]
■男子シングルス1回戦
綿貫陽介[Q]○ 6-3、6-3、6-2 ●A・リンダークネッシュ(フランス)
西岡良仁[31]〇 6-4、6-2、7-5 ●M・イーマー(スウェーデン)
ダニエル太郎○ 7-5、6-2、3-6、6-3 ●E・エスコベード(メキシコ)[Q]

■女子シングルス1回戦
内島萌夏[WC]● 6-2、3-6、1-6 〇B・ペラ(アメリカ)

※[]内数字はシード、Q=予選勝ち上がり、LL=ラッキールーザー、WC=主催者推薦

構成●スマッシュ編集部

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