錦織圭などの活躍以降、「テニス選手になりたい!」「子どもをテニス選手にさせたい!」と考えているジュニアや親が多くなりました。しかし、根本的な問題として、どうすればテニス選手になれるのでしょうか? プロになるまでの道筋を詳しく紹介していきます。
今回からは、スポンサー獲得方法について。解説は引き続き、プロとしてツアーを回り、引退後はMTSテニスアリーナ三鷹を運営しながらコーチとして選手を指導している増田健太郎氏です。
◆ ◆ ◆
待っていてはダメ。自分、周囲の人が動く
選手が実力を上げプロになりたいと考えた時、重要になってくるのがスポンサーを獲得できるかどうかです。増田氏は、「ちょっとテニスがうまければ、登録すればプロになることはできます。ただ、その先にやっていけるかと言えば、スポンサーが付かないと活動は難しいです。親がいつまでも支援できるレベルではありませんし、練習場所の確保にもお金がかかりますし、遠征費も必要になってきます」とスポンサーの必要性を力説します。
ではどうやってスポンサーを獲得すればいいのでしょうか? 錦織レベルになるとマネージメント会社が付いて動いてくれますが、そんな選手はほとんどいません。結局は自分と親がどれだけ動けるか、どれだけ周りの人にサポートをお願いできるかにかかってきます。
「然るべき人にどんどんアプローチしていかないと、待っていてもきません」と増田氏。実際、増田氏も現役時代は自分でプロフィールを作成して、色々な人に紹介してもらって会いに行っていたそうです。教え子である内山靖崇のスポンサー活動を行なった時も、スーパージュニアで優勝した時には、それを前面に打ち出して様々な企業を回ったと言います。
スポンサーにアピールする際、最もわかりやすく企業にとっても判断材料になるのが実績です。増田氏は「18歳以下の大会でタイトルを取れなくてはいけません。国内の全国大会や国際大会。国内のタイトルを持っているのは、最低限のラインです」とシビアな現状を語ります。加えて、自分が出した成績をどれだけ上手にアピールできるかもカギを握ります。たとえ誰もが納得するような好成績でなくても、将来性を感じさせることや、プラスになるアピールポイントを加えて、契約してみようと思わせることです。
では、自分からどこの企業に向けてアプローチしていけばいいのでしょうか?「地元がある選手はラッキーなんですよ」と増田氏。ジュニアの大会で好成績を出せば、地元は盛り上がってくれるので、その時にアンテナを張り巡らせて、話を聞いてくれる企業とコネクションを持つことです。
そして、最も有力なのが、日本リーグに出場している企業です。自身も当時日本リーグに出場していたマンツネとスポンサー契約をしていました。増田氏は「最初の段階は、『待っていても契約の話は向こうからはこないぞ』ということを知ることです」と念を押します。スポンサー活動は大変ですが、選手自身と親が積極的に動いて道を開いてください。
~~後編へ続く~~
取材・文●スマッシュ編集部
※スマッシュ2018年6月号から抜粋・再編集
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今回からは、スポンサー獲得方法について。解説は引き続き、プロとしてツアーを回り、引退後はMTSテニスアリーナ三鷹を運営しながらコーチとして選手を指導している増田健太郎氏です。
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待っていてはダメ。自分、周囲の人が動く
選手が実力を上げプロになりたいと考えた時、重要になってくるのがスポンサーを獲得できるかどうかです。増田氏は、「ちょっとテニスがうまければ、登録すればプロになることはできます。ただ、その先にやっていけるかと言えば、スポンサーが付かないと活動は難しいです。親がいつまでも支援できるレベルではありませんし、練習場所の確保にもお金がかかりますし、遠征費も必要になってきます」とスポンサーの必要性を力説します。
ではどうやってスポンサーを獲得すればいいのでしょうか? 錦織レベルになるとマネージメント会社が付いて動いてくれますが、そんな選手はほとんどいません。結局は自分と親がどれだけ動けるか、どれだけ周りの人にサポートをお願いできるかにかかってきます。
「然るべき人にどんどんアプローチしていかないと、待っていてもきません」と増田氏。実際、増田氏も現役時代は自分でプロフィールを作成して、色々な人に紹介してもらって会いに行っていたそうです。教え子である内山靖崇のスポンサー活動を行なった時も、スーパージュニアで優勝した時には、それを前面に打ち出して様々な企業を回ったと言います。
スポンサーにアピールする際、最もわかりやすく企業にとっても判断材料になるのが実績です。増田氏は「18歳以下の大会でタイトルを取れなくてはいけません。国内の全国大会や国際大会。国内のタイトルを持っているのは、最低限のラインです」とシビアな現状を語ります。加えて、自分が出した成績をどれだけ上手にアピールできるかもカギを握ります。たとえ誰もが納得するような好成績でなくても、将来性を感じさせることや、プラスになるアピールポイントを加えて、契約してみようと思わせることです。
では、自分からどこの企業に向けてアプローチしていけばいいのでしょうか?「地元がある選手はラッキーなんですよ」と増田氏。ジュニアの大会で好成績を出せば、地元は盛り上がってくれるので、その時にアンテナを張り巡らせて、話を聞いてくれる企業とコネクションを持つことです。
そして、最も有力なのが、日本リーグに出場している企業です。自身も当時日本リーグに出場していたマンツネとスポンサー契約をしていました。増田氏は「最初の段階は、『待っていても契約の話は向こうからはこないぞ』ということを知ることです」と念を押します。スポンサー活動は大変ですが、選手自身と親が積極的に動いて道を開いてください。
~~後編へ続く~~
取材・文●スマッシュ編集部
※スマッシュ2018年6月号から抜粋・再編集
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