専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

四大大会で初のトップシードとなるシナーがウインブルドンへ向け視界良好!「このサーフェスでもいいテニスができると思っている」<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.06.30

「身体については何の不安もない」と良いコンディションでウインブルドンに臨むシナー。全豪OPに次ぐ今季2度目の四大大会制覇なるか。(C)Getty Images

「身体については何の不安もない」と良いコンディションでウインブルドンに臨むシナー。全豪OPに次ぐ今季2度目の四大大会制覇なるか。(C)Getty Images

 間もなく開幕する今季3つ目のテニス四大大会「ウインブルドン」(7月1日~14日/イギリス・ロンドン/芝)に第1シードとして出場するヤニック・シナー(イタリア/世界ランク1位)が、大会開幕前のメディアデーに登場。そのなかで自身のプレーぶりに手応えを感じていると語った。

 先の「全仏オープン」(フランス・パリ/クレー/四大大会)で、股関節負傷の不安がありながらもベスト4に進出したシナー。6月中旬の「テラ・ウォルトマン・オープン」(ドイツ・ハーレ/ATP500/芝)では、世界1位になってから初めてツアー優勝を飾り、芝でのプレーに自信を深めた。

 好調を維持してウインブルドンへと臨む22歳のニュースターは、「全仏オープンの頃よりフィジカルはずっといい感じだよ。ここ(ウインブルドン)では、身体について何の不安もない」と断言。「ここ数日たくさん練習してきた。ここに来られて幸せだし、戦う準備はできている」と意欲を示した。
 
 また、今大会は四大大会で初となる第1シードでの出場。ベスト4に進出した昨年大会を振り返りつつ、前哨戦ハーレ大会とのコートコンディションの違いを踏まえて次のように語った。

「去年はここ(ウインブルドン)で準決勝まで戦った。だから僕の中では、このサーフェスでもいいテニスができると思っている。ただ、(優勝した)ハーレの芝とウインブルドンの芝ではコンディションが違うんだ。ウインブルドンのコートに慣れて自信を付けたい。それだけだよ。シードや他のことを考えても何の意味もない。みんなここで勝ちたいし、自分のベストを発揮したいんだ」

 なお、1回戦で世界95位のヤニック・ハンフマン(ドイツ)と対戦するシナー。順当に勝ち上がれば、準決勝でディフェンディングチャンピオンのカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)、決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア/同2位)が待ち受けている。

 1月の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハード)に次ぐ2度目の四大大会制覇に期待したい。

構成●スマッシュ編集部

【動画】シナーVSフルカチュの「テラ・ウォルトマン・オープン」決勝ハイライト

【連続写真】前にステップして叩いたシナーのフォアハンドリターン「30コマの超連続写真」

【PHOTO】シナーはじめ、全仏オープン2024で奮闘する男子選手たちをピックアップ
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号