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海外テニス

元全米覇者デルポトロとガスケが、全豪オープン欠場を発表。日本の杉田祐一が本戦に

THE DIGEST編集部

2020.01.12

全豪オープン欠場となったデルポトロ。昨年6月のフィーバー・ツリー選手権以来の公式戦への復帰はならなかなった。(C)Getty Images

全豪オープン欠場となったデルポトロ。昨年6月のフィーバー・ツリー選手権以来の公式戦への復帰はならなかなった。(C)Getty Images

 1月11日、全豪オープン公式ツイッターは、男子テニスで世界ランク120位のホアン・マルティン・デルポトロが全豪オープンを欠場することを発表。公式戦へのカムバックとして、今年のグランドスラム第1戦の全豪を予定していたが、それは延期となった。

 31歳のデルポトロは2018年10月から苦しめられている右ヒザの故障により、昨シーズンの出場は5大会のみ。6月に行なわれたフィーバー・ツリー選手権の2回戦を棄権し、数日後に手術を行なった。以降、公式戦の出場を見合わせている。

「2度の準々決勝進出者であるホアン・マルティン・デルポトロは、ヒザの怪我からの回復を続けているため、AusOpen 2020 を欠場します」とされたツイッターでの報告に、
復帰を待ち望むファンからは「早く回復しますように!」「怪我に関して本当に不運な選手」「お大事に。また全豪で見られることを楽しみにしています」などとコメントが寄せられている。
 
 2009年全米ではフェデラーを下し、20歳の若さでGS優勝を果たしているデルポトロだが、彼のキャリアは故障に苦しめられてきた。アルゼンチンのメディアにも、まだ痛みがあり、ラケットも握れていない状態であると報道されている。

 これまで手首を3度手術した時も、不屈の闘志で何度も這い上がってきたデルポトロ。今回もまた復帰して、パワフルなプレーを見せてくれることに期待したい。

 また、世界ランク60位のリシャール・ガスケも同じくヒザの故障により、全豪オープンの欠場を表明しており、これによって同100位、日本の杉田祐一が繰り上がりで本戦へ出場することとなった。

構成●THE DIGEST編集部
 
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