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国内テニス

錦織圭は1つ下げて17位に。快進撃中の杉田祐一が18年9月以来の2桁ランクをマーク|日本男子の世界ランキング

スマッシュ編集部

2020.01.15

ランクアップした71位の西岡良仁(左)と89位の杉田祐一(右)。19年楽天オープンより。写真=金子拓弥(THE DIGEST写真部)

ランクアップした71位の西岡良仁(左)と89位の杉田祐一(右)。19年楽天オープンより。写真=金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 1月13日発表の男子・ATPランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

 シングルスでは、ツアー復帰を2月以降に先送りした錦織圭が1つ落として17位に。全豪オープンにも出場しないため、今後さらなるランクダウンが予想されるが、すでに通常のテニスボールを使った練習を始めており、長かったトンネルの出口が見えてはきている。

 前週のATPカップで奮闘した西岡良仁は71位。2勝を挙げる活躍だったが、前年のシドニー国際ベスト8のポイントとの差し引きで、1つのアップにとどまった。

 大きくランキングを上げたのが杉田祐一だ。ニューカレドニアのヌメア・チャレンジャーで準優勝して89位となり、18年9月17日以来の2桁ランク入りを果たした。コンディション不良から昨夏には274位まで落としていた杉田だが、秋以降は別人のように復調し、ストックホルムのツアーで4強、神戸CHで準優勝など好成績を連発している。繰り上がりで全豪本戦への出場も決まった杉田は、「まずは休養を取り、全豪でベストパフォーマンスを出せるよう準備したいと思います!!」と自身のツイッターに意気込みを綴っている。

 その他では、ATPカップで2勝を挙げた35歳の添田豪が、9つ上げて110位に。約4年ぶりのトップ100復帰も目前に迫ってきた。

 ダブルスでは41歳の松井俊英が168位へと6つアップ。ATPカップで1勝を挙げ、40ポイントを獲得した。マクラクラン勉は前年のオークランド優勝のポイントが消えた影響で8つ順位を落としている。

 以下は日本男子の上位のランキング。
 
◆男子シングルス(日本選手上位15人)
 17位(▼1)錦織圭(日清食品)
 71位(△1)西岡良仁(ミキハウス)
 89位(△11)杉田祐一(三菱電機)
 93位(▼1)内山靖崇(北日本物産)
109位(▼3)ダニエル太郎(エイブル)
110位(△9)添田豪(GODAI)
144位(△1)伊藤竜馬(北日本物産)
212位(△4)守屋宏紀(北日本物産)
261位(▼1)関口周一(Team REC)
262位(▼1)綿貫陽介(日清食品)
281位(△2)内田海智(富士薬品)
300位(▼10)今井慎太郎(イカイ)
372位(▼2)清水悠太(三菱電機)
423位(――)野口莉央(明治安田生命)
429位(▼1)高橋悠介(三菱電機)

◆男子ダブルス(日本選手上位5人)
 51位(▼8)マクラクラン勉
168位(△6)松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
266位(△1)守屋宏紀(北日本物産)
289位(▼4)西岡良仁(ミキハウス)
349位(▼27)今井慎太郎(イカイ)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】楽天オープンでの西岡、杉田、添田の迫力あふれるプレー集
 

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