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バレーボール

【世界バレー】成長著しい日本男子を五輪王者フランスが「技術的にほぼ完ぺき」と警戒!敵将は龍神NIPPONをどう評価した?

THE DIGEST編集部

2022.09.02

フランスに警戒されている龍神NIPPON。左から西田、石川。(C)Getty Images

フランスに警戒されている龍神NIPPON。左から西田、石川。(C)Getty Images

 先月26日から開催されている男子バレーボールの『世界選手権』。日本(世界ランク7位)は、1次ラウンドでカタール、キューバに白星を飾るも、ブラジルにはストレート負け。2勝1敗とした龍神NIPPONは、グループBを2位で通過した。

 決勝トーナメントの初戦は、東京五輪で金メダルを獲得したフランス(世界ランク2位)だ。7月のネーションズリーグ(VNL)では、その強さを遺憾なく発揮した王者に日本は力負けを喫した。

 だが伊バレー専門メディア『iVolley Magazine』によれば、フランスの主将ベンジャミン・トニウッティは、日本戦に向け気を引き締めている。「ボローニャで行なわれたVNLでは、主力のユウキ・イシカワが欠場していたことを考慮しないといけない」と前置きしたキャプテンは、「日本は良いチームで、予選ラウンドでブラジルには負けたが、危険なチームであるキューバを容易に下している」と警戒心を高め、こう続けた。
 
「欠点よりも優れた点が多い、成長が著しいチームだね。技術的にほぼ完ぺきで、レセプションを崩すのは本当に難しい。弱点はフィジカル面が少し欠けること。だけど、それを補う正確なレシーブがあり、トスも非常にうまい」

 同チームを率いるアンドレア・ジャーニ監督は、「特に日本チームは相手がサーブの時に素晴らしい。セッターが良いリズムでボールを上げている。非常に優秀なイシカワに加え、ミドルや得点源のニシダをうまく使っている」と評す。

 VNLでストレート負けを喫したフランスに日本男子チームはリベンジを果たせるか。現地時間5日(日本時間6日)に戦いの火蓋が切られる。

構成●THE DIGEST編集部

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