メジャーの舞台で快進撃だ。

　現地８月１日、女子プロゴルフの海外メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」の２日目がウェールズのロイヤル・ポースコールGC（6580ヤード、パー72）で行なわれ、３位スタートの山下美夢有は７バーディー、ノーボギーで通算11アンダーの単独首位に浮上。驚異的なバーディーラッシュで周囲の選手たちに衝撃を与えている。

【動画】山下美夢有の超絶プレーをLPGAが絶賛

　この日、23歳最後のラウンドだった山下は、１、２番の連続バーディーで順調な滑り出しを見せると、さらに９番から11番で３連続バーディーを奪取。以降もボギーを打つことなく、13、18番でバーディーと着実にスコアを伸ばしていった。第２ラウンドを終え、通算８アンダーで２位の竹田麗央には３打差のリードだ。
  　山下の躍動ぶりには、他選手たちも驚きを隠せない。なかでも通算イーブンパーの28位タイにつけているチャーリー・ハル（イングランド）は、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに応じ、「リーダーボードを見たとき、『どうやったら11アンダーになるの？』という感じだった。本当にクレイジーよ」と苦笑いを浮かべている。

　また、大会公式サイトが掲載した記事によれば、通算３アンダーの７位タイにつけるマデレーネ・サグストロム（スウェーデン）は、「どうやったら11アンダーになるのか、私にはわからない。まるで別次元の話だわ」と反応。通算２アンダーの10位タイにつけたメーガン・カン（米国）は、「クレイジー」と脱帽していたという。

　圧倒的なプレーを見せ、世界から注目を集めている山下。第３ラウンドは、現地２日午後２時35分（日本時間 午後10時35分）にティオフ予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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