2022年北京五輪の女子フィギュアスケートで銀メダルを獲得したアレクサンドラ・トゥルソワ（現姓はイグナトフ）が、公式インスタグラムを更新。なんと氷上でのトレーニング再開を報告してファンの度肝を抜いている。

　というのも、21歳になったトゥルソワは８月６日、同じくフィギュアスケーターであるマカル・イグナトフとの間に設けた第１子（男の子）を出産したばかなのだ。わずか11日後の運動再開だが、当人は「待ちに待った出産後最初のトレーニング」と喜びいっぱい。「ひとまずは『さあどこからリハビリを始めようかな？』といった感じで、自分を試すようなものでした」と想いを寄せた。

　ややふっくらした体型で、感触を確かめるようにスピンやターンを繰り返す様子を投稿。「お医者さんからは『２週間は身体を休めたほうがいい』と言われています。つまり残りはあと３日だけ。そのあとは、いよいよ良いスタートを切れそうです」と本格復帰に向けてやる気満々だ。
  　これにはインスタのフォロワーたちからも感嘆の声が上がった。「えっ、もう滑ってる！」「信じられないよ」「あなたはホントに強い子ね」「なんたる精神力」「きっと滑りたくてウズウズしてたんだろ」「やっぱりスケートが大好きなんだな」など、さまざまな声が寄せられている。

　妊娠前のトゥルソワは、元五輪王者エフゲニー・プルシェンコ氏が主催するアイスショーで主役を務めるなど新境地を開拓し、夫イグナトフとの共演も好評を博していた。一方で2022―23シーズンを最後に公式大会にはエントリーしておらず、今後もそのスタンスを継続するのかどうかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部
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