９月15日、東京世界陸上は女子3000メートル障害が行なわれ、予選３組で齋藤みうが９分24秒72で日本新記録を樹立。実に17年ぶりの記録更新に国立競技場は大きく沸いた。
齋藤は好スタートを切ると、快調なテンポで次々と障害を飛び越えていく。終盤も粘り強く最後まで走り切ってフィニッシュした。
自国開催で大歓声を浴びた齋藤は2008年７月に早狩実紀がマークした９分33秒93を９秒21も大幅に更新。惜しくも上位５人に入ることはできず、決勝進出は逃したが場内インタビューでは笑顔満点。ピースサインで会場の拍手に応えた。
取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）
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