陸上

「愛を感じた」鳥人デュプランティスが記録達成の現場で“最も感動したシーン”を告白「スーパービューティフル!」【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2025.09.17

デュプランティスが6メートル30の世界新記録を樹立した。写真:梅月智史(THE DIGEST編集部)

 東京世界陸上の男子棒高跳びで6メートル30の世界新記録を打ち立てて優勝したアルマント・デュプランティス(スウェーデン)が9月16日、TBS系報道番組「Nスタ」(月曜~金曜・午後3時49分)に生出演し、競技中での「最も感動した瞬間」について言及した。
 

 番組では、競技の模様を振り返りながら、デュプランティスが当時の心境などについて語った。そのなかで、世界記録達成を陰で支えていた"ライバル"たちにもスポットを当て、記録達成時には一斉にデュプランティスに駆け寄り、自分事のように全力で喜ぶ様子も取り上げられた。

 このシーンにデュプランティスは、「スーパービューティフル(とても美しい瞬間だった)」と答え、とりわけ銀メダルを獲得したエマノイル・カラリスは同い年で仲が良く、試合後にはパーティーを一緒に行なったというエピソードも紹介された。デュプランティスはさらに、「本当にこの瞬間が一番感動した。こんなにいい友人がいて最高だし、愛を感じた」と良きライバルへの想いを吐露していた。

 カラリスは自身の競技が終え、デュプランティスが世界新記録に挑む際にも、隣に座って小型扇風機で風を送るなどサポート。SNSでも「泣ける」「いいヤツじゃん」などと、その人間性を称える声が上がっていた。

構成●THE DIGEST編集部

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