９月18日、東京世界陸上の６日目。女子5000メートル予選１組に日本勢の田中希実と山本有真が出場した。TBS系で生中継されていたが、開始から約10分後に起きた出来事が視聴者を困惑させた。

　レース序盤から先頭に立ったのは日本の田中と山本。軽快なリズムでトップを引っ張り、ネット上でも「山本選手と田中選手が先頭でレースを作ってる！」といった声が上がり、盛り上がりを見せていた。
  　しかし、その最中に問題が発生。突然画面が切り替わり、CMが流れてしまったのだ。日本人選手がレースを引っ張る場面での中断に、地上波で観戦していたファンからは困惑と不満の声が噴出した。

「日本人が走っているんだから...」
「CMの間に何があったんだ」
「変なところでCM入れないでよ！」
「最悪なタイミングのCM だったね」
「日本人が競技中でもCM入るんか」
「CMあけたらレースが動いていた」
「予選とはいえ5000mのレースで」
「CMあけたらえらいことになっとる」

　日本人選手の出場種目が限られるなかでの34年ぶりとなる東京開催。そのタイミングでのCM挿入は、多くの視聴者の怒りを買ってしまったようだ。

　なお、山本は１組18着で15分36秒29で予選敗退。田中が14分47秒15で１組５着で各組上位８着以内に入り、日本勢初の４大会連続決勝進出を決めた。

構成●THE DIGEST編集部

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