専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

横綱・豊昇龍が結びの一番でみせた“まさかの変化”に国技館どよめく! 元横綱の解説陣は「正直、楽に取れるからね」「人それぞれ考え方が違う」

THE DIGEST編集部

2025.09.28

立ち会いの変化で勝利し、二敗を守った豊昇龍(右)。両国国技館は微妙な空気に包まれた。写真:産経新聞社

立ち会いの変化で勝利し、二敗を守った豊昇龍(右)。両国国技館は微妙な空気に包まれた。写真:産経新聞社

 9月27日、両国国技館で開催中の大相撲九月場所(秋場所)は14日目を迎え、優勝争いはふたりの横綱に絞られた。一敗で単独トップの横綱・大の里が、この日から怪我で休場となった大関・琴桜との一戦に不戦勝。その後の結びの一番では二敗で追う横綱・豊昇龍が関脇・若隆景をはたきこみで下し、優勝の行方は千秋楽へと持ち越された。

 国技館をどよめかせたのは、豊昇龍がみせた立ち合いの“変化”だった。立ち合いで猛然と突進してくる若隆景をさらりとかわし、わずか0秒7での決着。大の里の不戦勝でため息が漏れたばかりの会場は、横綱のまさかの勝ち方に騒然となり、SNS上ではさっそく賛否両論が渦巻いた。
 
 ABEMA中継で解説を担当した元横綱・若乃花の花田虎上氏は「解説しづらいな。まさか変化するとは思わなかったので」と話したうえで、「相撲がねぇ、変化ってことなんでね...。俺は横綱になって変化はもう捨てたから。こうなったら正直、楽に取れるからね。難しいなぁ」と絶句。一方でNHK解説を務める元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方は「もちろん勝ちたい気持ちは誰しもがあると思う。ただ、自分がどういう番付で相撲を取るかは、人それぞれ考え方が違うと思う。明日、頑張ってほしいですね」とコメントした。

 負ければ終わりの一番を制して二敗を守った豊昇龍。日曜日の千秋楽では結びの一番で大の里との横綱対決を迎える。大の里が勝てば2場所ぶり5度目の優勝が決まり、豊昇龍が勝てば優勝決定戦へともつれ込む。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】横綱・豊昇龍が結びの一番で“まさかの変化”で勝利! 両国国技館の大観衆からは...
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    9月10日(水)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月2日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月20日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    9月25日(木)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)