女子三段跳びの剱持クリア（山梨KENNY ac）が公式インスタグラムを更新。久々の国内大会で４位入賞を果たしたことを受け、その熱い想いをあらためてしたためた。

　滋賀県彦根市の平和堂HATOスタジアムで開催された「国民スポーツ大会」（国スポ）の陸上競技。10月３日に行なわれたのが成年・女子三段跳びで、サッカー日本代表・三笘薫の妻である剱持は12メートル81をマークして４位でフィニッシュした。

　筑波大時代に日本選手権で準優勝、インカレで優勝を飾るなどトップアスリートとして活躍（自己ベストは13メートル14）。卒業後は怪我もあってなかなか記録を伸ばせないなか、2022年に大学の同級生である三笘との結婚を発表した。競技継続への意欲は衰えず、生活の拠点を英国に移してからも、夫らの協力も得ながら着々とトレーニングを重ねてきた。
  　剣持は10月６日にインスタで率直な気持ちを明かした。「国スポ　12m81　４位」と書き出した28歳は、「優勝したわけでも自己ベストを出したわけでもないけど、この４年間を思えばこの結果は私にとって大きなご褒美」と記し、「こんなに素直にいぇーーい！って喜びながら試合できたのもだけど、私と同じくらい喜んでくれてた家族と先輩達と山梨の先生達を見れたのが（連絡くれた人達も）何とも胸熱で、続けてて良かったーって思える瞬間だったな」と続ける。

　そして、「それと同時に、まだまだなんだなって実感したし、もっと跳びたいもどかしさ、よっしゃーって喜びたいって欲は出るしで、このアドレナリン中毒の渦にまた引き込まれてしまっている←なので、引き続き色んな人に頼らせてもらいながらもう少し、身体にムチ打って、陸上の楽しさ噛み締めていこうと思います」と決意を新たにしつつ、「皆様いつも感謝してます、本当に」の言葉で締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部
【画像＆動画】国スポに臨んだ剱持クリアの最新写真と、実際の跳躍の様子をチェック！ 三笘薫との華やかな結婚式の貴重フォトも