パリ五輪の柔道女子48キロ級の金メダリスト・角田夏実が10月11日までに自身の公式YouTubeチャンネルを更新。異国で格闘技の指導を受けてきたと報告し、その格闘センスに驚きの声が殺到している。

　角田はシンガポールの格闘ジムで総合格闘技のレッスンを受けた様子を公開した。白いグローブをつけて現地のトレーナーからストレート、アッパー、ワンツーなど鋭いパンチを次々と披露。「ナイスアッパー」「アッパーがいいね」など、褒められると笑顔を浮かべた。

　特に周囲が驚いたのはキック練習。鋭いミドルを打ち込むと、トレーナーから「５連打だ」とリクエストをもらい、右脚でミドルキックを連打する。ミットが「バシッ！バシッ！」と鋭い音を室内に響かせると、撮影スタッフから「すげ～よ」と脱帽の声が漏れる。テロップは「どっかで練習してた？」とツッコミが入るほど、素人離れした才能を発揮した。

　そのあとローカットのレッスンを受けたあと、トレーナーから「キック10連発だ」とまさかのオーダーが飛ぶ。呼吸もきつくなるミドルキック10連打を角田は左右の脚でクリア。直後は「きっつ～」と音を上げるが笑みは絶やさず。角田の打撃開花にスタッフは衝撃を受け唖然としていた。

　角田の格闘センスに視聴者は驚愕。動画のコメント欄は「打撃上手すぎる！」「格闘技のセンスすごいなぁカッコいい」「ぜひMMAに来てください」「パンチも蹴りも軸足の使い方が初心者のそれではなくて凄い！すぐに転向転向!!」「パンチとキック、キレッキレでビックリしました」など、多くの反響が寄せられた。
  　キック練習のあとは寝技練習へ。柔道とは違う総合格闘技特有のサブミッションの動きや絞め技に角田は悪戦苦闘。実際に体験すると、「もう痛い」「ひええ～」と悲鳴を上げていた。

　動画の最後はシンガポールの観光地や食事を満喫。思い出の写真を添え、「体の至る所が筋肉痛で幸せを感じられる３日間になりました！」「初めてのシンガポールのご飯はどれも美味しくて緑が多い公園での朝のランも最高でした～」と心身ともに充実した時間を過ごした。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「センスが凄い」「MMAに転向を！」角田夏実のミドル５連打（４分10秒～）10連打も（４分40秒～）

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