フィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦NHK杯(大阪・東和薬品ラクタブドーム)が11月7日に開幕した。初日は男子ショートが行なわれ、2022年北京五輪銀メダルの鍵山優真が98.58点で首位発進。佐藤駿は96.67点で続き日本勢がワンツーで折り返し、明日のフリーに弾みをつけた。
2度目のオリンピック出場を狙う22歳の鍵山は今大会がグランプリシリーズ初戦。最初の4回転+3回転の連続トウループを難なく降りると、続く4回転サルコウも綺麗に着氷。GOE(出来栄え点)も速報値では高い加点が付いた。しかし3つ目のスピンでまさかの取りこぼしをして「0点」に。それでも気持ちを切り替えて後半のトリプルアクセルをバシっと降りてみせた。若干のミスはあったが、安定感あるスケーティングを披露した。
シーズンベストの得点で堂々の首位発進となったが、得意なはずのスピンでのミスに演技後は呆然とした表情を浮かべた。
2番手につけたのは佐藤。右足首に負傷を抱えながら冒頭は大技4回転ルッツを着氷。惜しくも回転不足をとられるも、続く4回転+3回転の連続トウループを降りスピン、ステップはレベルの取りこぼしがない上々の演技。ジュニア時代から切磋琢磨する佐藤が同世代のライバルを追う。
シニアのGPシリーズデビュー戦だった垣内珀琉は61.59点だった。
▼NHK杯男子ショート結果
1位 鍵山優真 98.58点
2位 佐藤駿 96.67点
3位 チャ・ジュンファン(韓国) 91.60点
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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2度目のオリンピック出場を狙う22歳の鍵山は今大会がグランプリシリーズ初戦。最初の4回転+3回転の連続トウループを難なく降りると、続く4回転サルコウも綺麗に着氷。GOE(出来栄え点)も速報値では高い加点が付いた。しかし3つ目のスピンでまさかの取りこぼしをして「0点」に。それでも気持ちを切り替えて後半のトリプルアクセルをバシっと降りてみせた。若干のミスはあったが、安定感あるスケーティングを披露した。
シーズンベストの得点で堂々の首位発進となったが、得意なはずのスピンでのミスに演技後は呆然とした表情を浮かべた。
2番手につけたのは佐藤。右足首に負傷を抱えながら冒頭は大技4回転ルッツを着氷。惜しくも回転不足をとられるも、続く4回転+3回転の連続トウループを降りスピン、ステップはレベルの取りこぼしがない上々の演技。ジュニア時代から切磋琢磨する佐藤が同世代のライバルを追う。
シニアのGPシリーズデビュー戦だった垣内珀琉は61.59点だった。
▼NHK杯男子ショート結果
1位 鍵山優真 98.58点
2位 佐藤駿 96.67点
3位 チャ・ジュンファン(韓国) 91.60点
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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