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モータースポーツ

フェルスタッペンまでQ1敗退… 角田裕毅、決勝は19番手スタートに「チームとして何か間違ったことをしてしまった」

THE DIGEST編集部

2025.11.09

ブラジルGP決勝は19番手からのスタートとなった角田。巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

ブラジルGP決勝は19番手からのスタートとなった角田。巻き返しに期待したい。(C) Getty Images

 F1第21戦のブラジル・グランプリは11月8日にスプリントと予選が行なわれ、レッドブルの角田裕毅は前者で13位フィニッシュ、後者はQ1敗退の19番手という厳しい結果に終わっている。

 スプリント予選で18番手に沈み、ピットレーンからのスタートとなったスプリントでは、予選に向けてのデータ取りを優先する走行となり、他車の脱落などで13位まで順位を上げてチェッカーフラッグを受けた角田は迎えた予選、Q1ではセッティングが当たらず、ラップタイムは1分10秒711に止まり、ガブリエル・ボルトレート(ザウバー)がタイムなしということで事実上の最下位で脱落。マックス・フェルスタッペンも16番手でのファーストラウンド敗退ということで、レッドブルにとっては失望に満ちたセッションとなった。
 
 初日に続いての失意の1日を終えて、角田は「今日は本当にフラストレーションの溜まる1日でした」とF1公式サイト『F1.com』を通して心情を明かし、「スプリントでは、チームが予選前に重要なデータを得られるよう、これまでとは異なるアプローチを試しました。ピットレーンからのスタートだったため、多くのポジションを取り戻すのは難しかったけど、ここで得られたデータは予選に向けて非常に有益なものでした」と振り返って、さらに以下のように続けている。

「スプリントと予選の間に、より良いポジションを得るための変更を行ないました。僕のガレージでは、その変更が効果を発揮し、チームとして一歩前進できたと感じました。予選では車のフィーリングが良くなり、スプリント中に感じていた制限の幾つかは解消されました」

「しかし、この変更によって今度は別の問題が発生してしまいました。それはグリップ不足で、特に今回のコンディションでは、セクター1でタイヤを上手く機能させることができませんでした。これまでのポジティブな変更を最大限に活かせなかったのは残念です。明日(決勝)は最後尾からのスタートになりますが、できる限り順位を上げられるように全力を尽くします」

 また、メディアのインタビューでもグリップ不足に言及し、「気温の低い中でのコンディションで、とりわけ第1セクターであまりにもグリップがなかったことに驚いています。タイヤの準備ができていませんでした。なぜ、こうなったのか理解する必要があります。何もかもが噛み合っていませんでした。幾つかの変更を加えて、少しは良くなったけど、チームとして何か間違ったことをしてしまったのだと思います」と語った(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
 
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