フィギュアスケートの世界一決定戦「グランプリ(GP)ファイナル2025」は12月5日に名古屋・IGアリーナでジュニアGPファイナルの男子フリーが行なわれ、昨季の世界ジュニア王者・中田璃士はフリー163.22点、合計249.70点はともに自己ベストを更新したが、トップに6.21点届かず...。2年ぶりの王座奪還はかなわなかった。韓国のソ・ミンギュが255.91点で逆転優勝した。
大会前は「(金メダルを)取り返す大会」と位置付けて臨んだ中田。4日のショートプログラムは86.48点で首位発進し、見事に有言実行の滑りをみせた。
最初の4回転サルコウを綺麗い着氷する幸先のいいスタートを切った。2つ目は単独の4回転ジャンプの予定だったが、4回転+3回転の連続トウループに変更して難なく降りた。しかし3つ目の単独トウループで着地が乱れると、後半に予定していた3つのコンビネーションは単独ジャンプに。次のジャンプですぐにリカバリーする意地を見せたが、ジャンプミスが全体的に響いた。
最後まで滑り切り右手でガッツポーズをみせた中田。フリー、合計点ともにパーソナルベストを上回ったが、トップだった韓国選手を超えることはできず。得点を確認すると、中田は顔はうつむき号泣。中庭健介コーチや父親の中田誠人コーチが慰めたが、涙は止まらなかった。
▼ジュニアGPファイナル 男子シングル結果(カッコ内はフリー得点)
優勝 ソ・ミンギュ(韓国) 255.91点(171.09)
2位 中田璃士 249.70点(163.22)
3位 ルシウス・カザネック(アメリカ) 225.85点(153.72)
4位 デニス・クラウフロフ(ベルギー) 225.60点(151.31)
5位 西野太翔 202.60点(138.59)
6位 チェ・ハビン(韓国) 200.70点(129.76)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】会心の演技でジュニアGPファイナルSP首位発進を決めた中田璃士を特集!
【画像】フィギュアスケートGPファイナル開幕!SP首位発進のりくりゅうペアを特集!!
大会前は「(金メダルを)取り返す大会」と位置付けて臨んだ中田。4日のショートプログラムは86.48点で首位発進し、見事に有言実行の滑りをみせた。
最初の4回転サルコウを綺麗い着氷する幸先のいいスタートを切った。2つ目は単独の4回転ジャンプの予定だったが、4回転+3回転の連続トウループに変更して難なく降りた。しかし3つ目の単独トウループで着地が乱れると、後半に予定していた3つのコンビネーションは単独ジャンプに。次のジャンプですぐにリカバリーする意地を見せたが、ジャンプミスが全体的に響いた。
最後まで滑り切り右手でガッツポーズをみせた中田。フリー、合計点ともにパーソナルベストを上回ったが、トップだった韓国選手を超えることはできず。得点を確認すると、中田は顔はうつむき号泣。中庭健介コーチや父親の中田誠人コーチが慰めたが、涙は止まらなかった。
▼ジュニアGPファイナル 男子シングル結果(カッコ内はフリー得点)
優勝 ソ・ミンギュ(韓国) 255.91点(171.09)
2位 中田璃士 249.70点(163.22)
3位 ルシウス・カザネック(アメリカ) 225.85点(153.72)
4位 デニス・クラウフロフ(ベルギー) 225.60点(151.31)
5位 西野太翔 202.60点(138.59)
6位 チェ・ハビン(韓国) 200.70点(129.76)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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