東京2020オリンピック・パラリンピックにて日本選手団が着用するウェアとサポーターへ向けた応援グッズの発売が、2月21日（金）、日比谷ミッドタウンで発表された。

　Tシャツは一枚の布から複数の型取りを行なうため、一つひとつの柄の配置が異なるという斬新なもの。統一感のあるデザインの中に、同じものは一枚もないという多様性が同居したウェアをアシックスが手掛ける。

　発表イベントには、女優の土屋太鳳、レスリング元日本代表の吉田沙保里さん、車いすバスケ元日本代表根木慎志さん、現役アスリートからはパラ陸上の山本篤、クレー射撃の中山由起枝が登壇した。

　このメンバーで行なった巨大抽選機「頑張れ、ポン！」という福引の体験では、最初に挑戦した土屋が、五輪チケットと土屋、吉田のサイン入りTシャツを見事に引き当てる。本当にもらえるのかと勘違いした土屋が「デモンストレーションですから」とMCに言われ、顔を赤らめる一幕もあった。
  　コンセプトは「ジャポニズム」。朝日が昇る力強さを表現した「サンライズレッド」をキーカラーにしたウェアを纏った土屋は、「朝日のパワーはすごい。その輝きは選手の皆さんの輝きそのもの」とお気に入りの様子。サポーターに向けたID番号つきのレプリカモデル発売もあり「私も全力で盛り上げます！」と意気込む。

　また、吉田沙保里さんは、「自分が出場した時は、日の丸があればあるほど、力になった。今回は霊長類最強女子の精神を送り、ともに戦います」とOne Teamの精神を語る。出場する側でなく、応援する側になる吉田だが、「もちろん全ての競技を応援していますが、同い年の上野由岐子さんもいますし、ソフトボールが復活したので注目しています。レスリングも後輩たちが頑張ってくれているので、たくさん金メダルをとってほしい」とエールを送った。

　オフィシャルウェアの発売は2月21日より、アシックス直営店、オンラインストアで開始される。

構成●THE DIGEST編集部
　
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