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「勝負欲は女王クラス」バドミントン、日本人19歳女子に韓国メディアが熱視線 母国の世界1位と同組で注目「アン・セヨンの記録を破るか」

THE DIGEST編集部

2025.12.16

BWFワールドツアーファイナルズで年間女王の座を争う宮崎。(C) Getty Images

BWFワールドツアーファイナルズで年間女王の座を争う宮崎。(C) Getty Images

 バドミントンの年間王者タイトルを争うBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)の予選リーグ組み合わせ抽選会が12月13日に行なわれ、各種目の対戦相手が決定した。今大会に初出場する日本の19歳新鋭・宮崎友花に海外メディアも熱い視線を注いでいる。

 2022年の世界ジュニア選手権優勝で注目を集め、昨年12月には全日本総合選手権初優勝。今年初参戦した世界選手権で16強入りするなど、急成長を遂げている宮崎。BWF(世界バドミントン連盟)公式サイトも今大会の見どころのひとつとして宮崎の名を挙げ、「19歳4か月4日で、ワールドツアーファイナルズ最年少優勝の可能性」と紹介。現在の記録保持者は世界ランク1位のアン・セヨン(韓国)で、実現すれば19歳10か月の記録を4年ぶりに破ることになるという。
 
 宮崎の存在には韓国メディア『SPOTV news』も反応。「アン・セヨンの記録を破る――日本バドミントンの“妖精”の年齢が話題に…19歳の新鋭が掲げる“現実的な目標”はワルダニ →勝負欲は女王クラス」との記事を掲載し、予選リーグでアン・セヨンと同組となった宮崎に注目している。

 同メディアは若き日本の新星を「世界選手権3度優勝の“エース”山口茜(世界ランク3位)の後継候補ナンバーワンに挙げられる」と高評価。アン・セヨンとの直近の対戦となった10月のデンマーク・オープンでも敗れはしたものの、「第1ゲームを21-16で奪い、波乱を予感させた」と指摘し、「出場する大会一つひとつに手を抜かない勝利への執念を見せていた」と今季の戦いぶりを評した。

 とはいえ、予選リーグはアン・セヨンのほかに山口、さらには今年の世界選手権銅メダルのプトゥリ・クスマ・ワルダニ(世界ランク7位)と同組で、格上との連戦となる。宮崎を「いまだ完成途上の逸材」と見る同メディアは「事実上、A組3位を目標に据え、勝利を通じて経験値を積み上げていくことが現実的な目標となる」と論じている。

 はたして、日本の新星は下馬評を覆す戦いを見せられるだろうか。大会は17日に開幕し、19日まで予選リーグを実施。上位2選手が決勝トーナメントに勝ち上がり、20日に準決勝、21日に決勝が行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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