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「ユウキの加入で、我々のマシンが難しいと明らかに」 フェルスタッペン、角田の“苦戦ぶり”を振り返る「特にシーズン後半は...」【F1】

THE DIGEST編集部

2025.12.19

角田(左)がマシンに苦戦していた状況を振り返ったフェルスタッペン(右)。(C) Getty Images

角田(左)がマシンに苦戦していた状況を振り返ったフェルスタッペン(右)。(C) Getty Images

 オランダのモータースポーツ専門メディア『Racing News 365』は現地12月19日、F1レッドブルのマックス・フェルスタッペンが動画配信サービス『Viaplay』のインタビューでの発言を紹介。2025年シーズンのフェルスタッペンのチームメイトやマシンに関する考えを明かした。

 フェルスタッペンは「ユウキの加入で、我々のマシンが難しいと明らかになった」とコメント。角田ほどの経験と実力を持ちながら、古巣のレーシングブルズにすら後れを取っている姿を見て、「RB21」の限界を感じたようだ。

 また、ドライビングスタイルの違いについても触れた。「ドライバーそれぞれにスタイルがあるんだ。ユウキはセットアップの面で少しアンダーステア傾向を強めにしていたけど、ある時点で(自分と)同じ方向に進んだ。特にシーズン後半は、同じ哲学で走ることが多くなったが、ユウキの車は少しアンダーステアが増えてしまった」とセッティングの面では特に角田が苦戦していたと振り返った。
 
 そもそもフェルスタッペンは、チームメイトが誰かという点については「それほど深く考えてはいない」という。それでも、リアム・ローソンが開幕わずか2戦でレーシングブルズへと降格させられた件については不満を抱いているようだ。

「2レースで降格させるなんて、賛成できなかった。ドライバーがトップチームで活躍するチャンスを潰してしまうことになるんだよ。リアムはレーシング・ブルズで見事に復活したよね。『もう気にしないで』とも言えるだろう。だけど、2レースで判断するのは時期尚早だ」

 孤軍奮闘の状況が続く現役最強ドライバーは、2026年シーズンから新たにアイザック・ハジャーという若き才能を相棒として迎え入れた。25年に新人ながら3位表彰台を獲得したフランス人ドライバーとどのような1年を送るのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「ユウキが恋しい…」プラカードで掲げられたレッドブル残留を願う一部始終
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