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バレーボール

石川祐希が2戦連続欠場も…ペルージャ3連勝で準決勝進出! 大阪ブルテオンも予選ラウンド突破、甲斐優斗が19得点【バレー世界クラブ選手権】

THE DIGEST編集部

2025.12.20

ブラジルのクルゼイロにストレート勝ちしたペルージャが、予選ラウンドを首位通過して準決勝に進出。(C) Volleyball World

ブラジルのクルゼイロにストレート勝ちしたペルージャが、予選ラウンドを首位通過して準決勝に進出。(C) Volleyball World

 現地12月18日、ブラジル・ベレンで開催中のバレーボール男子世界クラブ選手権・予選ラウンド第3戦が行われた。第2試合は男子日本代表主将・石川祐希が所属する欧州王者シル スーザ シコマ モニーニ・ペルージャ(イタリア)がブラジルリーグ1位のサダ・クルゼイロと対戦。セットカウント3-0(25-19、25-23、25-21)の完勝で勝点を8としてB組1位で準決勝へ駒を進めた。

 両チームともに初戦から先発メンバーを変えず。前日に大阪ブルテオンとの接戦を制して2連勝で勝点5のペルージャは司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、OPが元チュニジア代表ワシム・ベンタラ、MBはアグスティン・ロセルとセバスティアン・ソレのアルゼンチンコンビ、Lに元イタリア代表マッシモ・コラチ、OHはポーランド代表カミル・セメニウクと元ウクライナ代表・オレフ・プロトニツキを起用。石川は大阪ブルテオン戦に続きコートに立つことなく試合を終えた。

 1勝1敗で勝点3のクルゼイロは、先発はブラジル代表のSマテウス・ゴンサウヴェスとLアレクサンドレ・エリアスに、元同国代表からMBのルーカス・サートカンプとオタビオ・ピント、OHのロドリゴ・レアオとドゥグラス・ソウザ、昨季の国内リーグでMVPを受賞したOPウェリントン・オッペンコスキを起用。決勝進出への望みをかけてこの予選ラウンド最終戦に挑んだ。(S:セッター、OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット、MB:ミドルブロッカー、L:リベロ)

 
 第1セット開始早々の3連続失点で追う展開を強いられたペルージャだったが、大阪ブルテオン戦で18本を積み上げた好調なブロックで序盤に逆転。終盤にジャンネッリのサーブでブレークを引き寄せた後、プロトニツキのエースでリードを広げて試合を先行した。

 第2セットもプロトニツキのサーブで相手の誤打を誘うと、ロセルがエースを決めてリードを2点とする。ところが、ベンタラが被ブロックと連続の誤打で3失点。サーブミスも加わり、あっという間に劣勢へと転じる。迎えた後半は一進一退の展開へ突入。ペルージャはOH陣の奮闘で同点へ巻き返した後、相手のレフト攻撃がラインを割って前に出る。

 だが、終盤を前にプロトニスキのアタックがコートを外れると、続くベンタラのバックアタックもブロックに捕まり再び後退する。それでも、21-22からベンタラのサーブを起点に猛攻を開始。ジャンネッリのブロックを挟んでセメニウクがレフトからの2打を沈めて勢いに乗り、セット連取に成功した。

 この時点で勝点6としたペルージャは、同組もう1試合の結果を待たずに大阪ブルテオンを除く2チームが勝点で下回ることが確定したため、準決勝進出が決まった。

 
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