正月の風物詩を代表するアイテムが突然登場した。

　来年１月２、３日に行なわれる「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）」。大会をPRする車内広告「ADトレイン」によると、12月22日から28日まで品川駅構内に出場する21チームの襷が特大サイズで登場した。圧倒的な存在感に通勤、通学者の視線を釘付けにし、海外の観光者も足を止めてスマートフォンで撮影するなど、大きな注目を浴びている。
  　電車内や駅構内に衝撃的な“ビッグタスキ”が登場した。車内広告「ADトレイン」の公式SNSによると、今月18日よりJR山手線で運行開始を発表（来年１月１日まで）。さらに22日からは中央線快速と京浜東北線でもスタートし、車内には多士済々の襷をデザインした中吊り広告のほか、チームの紹介映像などが流れる。

　まさに箱根駅伝一色。およそ２週間後に迫った大会に向け、ユニークな広告は駅伝ファンにとっては、たまらない雰囲気になっておりSNS上では「良かった間に合う！」「これが出るといよいよだな、って気合が入る（応援側だけど）」「また熱いドラマが始まりますね」「母校も出るから応援します!!」など、小さくない関心を集めている。

　今季の大学駅伝は実力伯仲の模様を呈している。出雲駅伝は國学院大、全日本大学駅伝は駒澤大が、それぞれ優勝を飾った。前回の箱根王者・青山学院大はもちろん、早稲田大や中央大など実力者ランナーが揃っており、来年１月開催の箱根駅伝は“本命不在”という前評判になっている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】正月の風物詩が品川駅に突然登場！ 特大サイズの“襷”