フィギュアスケートの全日本選手権（東京・代々木第一体育館）が12月21日までに終了した。22日にはエキシビションのメダリスト・オン・アイスが開催された。大トリには女子シングル５連覇を達成した坂本花織が登場。演技後には男子王者の鍵山優真と突然コラボ演技するサプライズ共演で会場を大いに沸かせた。

　坂本は演技後、ショートアンコールの手拍子を受けると、リンクサイドから鍵山と一緒に颯爽と氷上に登場。坂本の今季ショート曲『Time To Say Goodbye』が流れると、２人は息のあったステップを披露。さらにアイスダンスのツイズルまで、華麗なスケーティングをみせて会場を驚かせた。約１分ほどの夢の共演に観衆は万雷の拍手を送った。場内アナウンスでは「坂本花織、鍵山優真組でした」と、新カップルとして紹介された。
  　全日本女王と夢の共演を果たした鍵山は24日に自身のSNSを更新。「先日のメダリストオンアイスでは、ついに私、花織ちゃんファン兼オタクの夢を叶えることができました」と綴り、当時の興奮を振り返った。「SPに限らずどのプログラムも花織ちゃんの全てが詰まった素敵なプログラムで、最後なのに一緒に、と誘ってくれて一緒に滑れたことが本当に幸せでした」と、涙の絵文字を添えて喜んだ。

　豪華なステップ共演を披露した鍵山は特別ステージで、「お邪魔しました（笑い）。夏の時点で（坂本選手の振り付けが）大好きすぎて完コピしちゃった。レベル４を獲れたか心配です」と茶目っ気たっぷりに声を弾ませた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鍵山と坂本が夢のコラボした実際の演技（5分10秒～）