第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が1月2日、3日に開催した。3日の復路で最終10区(23.0キロ)を担当した青山学院大の折田壮太(2年)は、同区間歴代3位で区間2位の1時間07分59秒で走り切り、優勝のゴールテープを切った。
“エリート”にとって、雌伏の2年間だった。須磨学園高(兵庫県)では5000メートルで大学でもトップレベルの13分28秒78をマークし、ロードでも全国高等学校駅伝競走大会(全国高校駅伝)でエース区間1区(10キロ)を28分48秒で走破し区間賞を獲得。世代ナンバーワン選手として青山学院大の門をたたいた。
だが大学では苦しい経験をした。1年次には秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)に出場したが、箱根の舞台を走ることはできなかった。
それでもポジティブな姿勢は崩さなかったが、昨年7月の日本選手権で5000メートル予選で28人中27位の完敗。「親には帰りたいと伝えました」と漏らすほど、どん底の状態だった。しかしそこで踏みとどまれたのは、青山学院大の仲間や活動のおかげだったという。
「チームメイトや、このチームは次の日から、また通常に戻って動きますし、そういう当たり前がずっと続くことに、すごく救われました」
諦めなかった折田が自信をつけるきっかけになったのは、11月の第39回宮古サーモン・ハーフマラソン。そこで1時間02分51秒のタイムで優勝を掴んだ。
「しっかり優勝できたこと。“宮古から箱根路へ”という目標を掲げてやってきました。ハーフマラソンの距離に初めての挑戦だったので、タイムはともあれ、優勝できたこと、それが自分自身1つの大きな自信に変わりました」
そして、同月のMARCH対抗戦2025(10000メートル)で27分43秒92の好タイムをマーク。その後の練習も消化して、初の箱根駅伝出場を勝ち取った。
箱根路ではアンカーという大役を見事に果たし、ゴール直前では感極まる姿も見られた。ただ感激したのは、その前からだったと振り返る。多くの観客が集まる10区に、深く感じるものがあったようだ。
「ずっと3列から4列、また場合によっては5列6列と、自分の名前を呼んでいただいた観客の方々。ずっと見たかった景色。23キロの間、絶え間なく続く応援。初めて、自分の関係者がどこにいるか分からなかったほどです。そしてラスト3キロに入った時に聞こえる応援団のトランペットや、太鼓。最後にゴールテープが見えて、その奥に待つチームメイト。どれも心を揺らすような宝物でした」
来季は3年生としてチームを引っ張る立場になる。折田は「往路を走れる準備をしていれば、復路であれ、どこを走っても問題ないと思います。復路を走る準備をして復路だと、想定外のことが起こった時に対応できないはずです。往路を走る準備、またチームが優勝するために必要な走りをする準備を、また1年を通してやっていきたいです」と意気込んだ。
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“エリート”にとって、雌伏の2年間だった。須磨学園高(兵庫県)では5000メートルで大学でもトップレベルの13分28秒78をマークし、ロードでも全国高等学校駅伝競走大会(全国高校駅伝)でエース区間1区(10キロ)を28分48秒で走破し区間賞を獲得。世代ナンバーワン選手として青山学院大の門をたたいた。
だが大学では苦しい経験をした。1年次には秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)に出場したが、箱根の舞台を走ることはできなかった。
それでもポジティブな姿勢は崩さなかったが、昨年7月の日本選手権で5000メートル予選で28人中27位の完敗。「親には帰りたいと伝えました」と漏らすほど、どん底の状態だった。しかしそこで踏みとどまれたのは、青山学院大の仲間や活動のおかげだったという。
「チームメイトや、このチームは次の日から、また通常に戻って動きますし、そういう当たり前がずっと続くことに、すごく救われました」
諦めなかった折田が自信をつけるきっかけになったのは、11月の第39回宮古サーモン・ハーフマラソン。そこで1時間02分51秒のタイムで優勝を掴んだ。
「しっかり優勝できたこと。“宮古から箱根路へ”という目標を掲げてやってきました。ハーフマラソンの距離に初めての挑戦だったので、タイムはともあれ、優勝できたこと、それが自分自身1つの大きな自信に変わりました」
そして、同月のMARCH対抗戦2025(10000メートル)で27分43秒92の好タイムをマーク。その後の練習も消化して、初の箱根駅伝出場を勝ち取った。
箱根路ではアンカーという大役を見事に果たし、ゴール直前では感極まる姿も見られた。ただ感激したのは、その前からだったと振り返る。多くの観客が集まる10区に、深く感じるものがあったようだ。
「ずっと3列から4列、また場合によっては5列6列と、自分の名前を呼んでいただいた観客の方々。ずっと見たかった景色。23キロの間、絶え間なく続く応援。初めて、自分の関係者がどこにいるか分からなかったほどです。そしてラスト3キロに入った時に聞こえる応援団のトランペットや、太鼓。最後にゴールテープが見えて、その奥に待つチームメイト。どれも心を揺らすような宝物でした」
来季は3年生としてチームを引っ張る立場になる。折田は「往路を走れる準備をしていれば、復路であれ、どこを走っても問題ないと思います。復路を走る準備をして復路だと、想定外のことが起こった時に対応できないはずです。往路を走る準備、またチームが優勝するために必要な走りをする準備を、また1年を通してやっていきたいです」と意気込んだ。
苦境を乗り越えた逸材は、今後どのような活躍を見せてくれるのだろうか。楽しみだ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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