近年、スポーツの試合会場での競技以外を目的とした撮影が、問題になっている。この対象はアスリートにとどまらず、チアリーダーら応援する学生なども“被害”に遭うことがあるため、プロ野球などでは応援席の写真を撮ることを禁止にしているケースもある。
その影響は陸上界にも及び、スタジアム1階席でのカメラの使用禁止、競技会で撮影する場合には一般のファンもプレス並みの申請が求められる事態になっている。
そのうちの事例のひとつに1月2日、3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、“大根踊り”こと「青山ほとり」を披露して沿道を盛り上げた東京農業大が異例の声明を出している。同大の公式Xは「SNS等での「青山ほとり(大根踊り)」投稿に関するお詫びと削除のお願い」と題した声明を発表。箱根駅伝への応援に感謝した後に、以下のように呼びかけた。
「今回、箱根駅伝当日の沿道でも行われていた本学応援団の『青山ほとり(以下、大根踊り)』について重大なお願いがございます。多くの皆さまにご覧いただき、愛されている『大根踊り』ですが、日々、全力で練習に取り組む学生たちがいて成り立っています。東京農業大学では学生保護の観点から応援活動やその模様についての無断撮影および無断でのSNS投稿を禁止しており、会場でも大きく注意書きを掲示すると共に呼びかけをしておりました」
「全ての方の『大根踊り』に関するSNS上の投稿が悪意のある『悪質な投稿』とは考えておりませんが、削除をいただけますようお願い申し上げます。当アカウントでもこうした一般の方の投稿を『悪質な投稿』と捉えずリポストし皆さまにご紹介していた例がございましたが、のちの影響を考え削除しております」
そして、「多くの方や報道関係者の方にご注目いただいていた中で誠に申し訳ございませんでした。皆さまに反響をいただいております『大根踊り』ですが担い手がいなくなってしまいますと箱根駅伝のみならず様々な行事等でも披露できなくなってしまいます。どれも反響のある投稿ばかりで悪意あるものはその一部と考えておりますが、学生保護の観点からご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます」と結んだ。
応援団の保護について明確な指針を示した東京農業大。SNSの利用による被害を防ぐため駅伝界に一石を投じる事例となった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】東京農業大が呼びかけた応援の“撮影・投稿禁止”
その影響は陸上界にも及び、スタジアム1階席でのカメラの使用禁止、競技会で撮影する場合には一般のファンもプレス並みの申請が求められる事態になっている。
そのうちの事例のひとつに1月2日、3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、“大根踊り”こと「青山ほとり」を披露して沿道を盛り上げた東京農業大が異例の声明を出している。同大の公式Xは「SNS等での「青山ほとり(大根踊り)」投稿に関するお詫びと削除のお願い」と題した声明を発表。箱根駅伝への応援に感謝した後に、以下のように呼びかけた。
「今回、箱根駅伝当日の沿道でも行われていた本学応援団の『青山ほとり(以下、大根踊り)』について重大なお願いがございます。多くの皆さまにご覧いただき、愛されている『大根踊り』ですが、日々、全力で練習に取り組む学生たちがいて成り立っています。東京農業大学では学生保護の観点から応援活動やその模様についての無断撮影および無断でのSNS投稿を禁止しており、会場でも大きく注意書きを掲示すると共に呼びかけをしておりました」
「全ての方の『大根踊り』に関するSNS上の投稿が悪意のある『悪質な投稿』とは考えておりませんが、削除をいただけますようお願い申し上げます。当アカウントでもこうした一般の方の投稿を『悪質な投稿』と捉えずリポストし皆さまにご紹介していた例がございましたが、のちの影響を考え削除しております」
そして、「多くの方や報道関係者の方にご注目いただいていた中で誠に申し訳ございませんでした。皆さまに反響をいただいております『大根踊り』ですが担い手がいなくなってしまいますと箱根駅伝のみならず様々な行事等でも披露できなくなってしまいます。どれも反響のある投稿ばかりで悪意あるものはその一部と考えておりますが、学生保護の観点からご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます」と結んだ。
応援団の保護について明確な指針を示した東京農業大。SNSの利用による被害を防ぐため駅伝界に一石を投じる事例となった。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】東京農業大が呼びかけた応援の“撮影・投稿禁止”




