岩谷麻優が、キャリア何度目かの全盛期を迎えている。2011年1月、スターダム旗揚げ戦でデビューして15年。それまで何をやっても長続きせず、レスラーになっても試合会場に現れないことすらあった“ポンコツ”は、いつしか“アイコン”と呼ばれるまでになった。
昨年はスターダム創設者であるロッシー小川氏が代表を務めるマリーゴールドに電撃移籍。全タイトル制覇を目標に掲げると、いきなりスーパーフライ級王座を獲得した。さらに今年1月3日の大田区総合体育館大会では、彩羽匠を下してGHC女子王者に。
コミカルな動きも含めた豊富なアイデア、それを体現し伝える身体能力と表現力など、岩谷のプロレスは一級品にしてオンリーワン。スターダム時代にはIWGPのベルトも巻いており、これで女子初のIWGP&GHC制覇達成となった。
1月24日には、後楽園ホールで15周年記念大会が開催。メインイベント前のセレモニーには、岩谷ゆかりの人々が集まった。試合はGHC王座の初防衛戦だ。挑戦者は林下詩美。スターダム時代から激しい闘いを繰り広げてきた。林下が“赤いベルト”ワールド・オブ・スターダムを奪った相手が岩谷であり、またIWGP初代王者決定トーナメントでは岩谷が勝利。昨年のマリーゴールドでのシングルリーグ戦でも大激闘を展開している(15分時間切れ)。
お互いにとって特別な相手。記者会見ではともに「何をやってもいい相手」だと語っている。どんな厳しい攻撃でも受け止めてくれる相手だと。林下は会見中に涙を見せていた。
「マリーゴールドで、自分はエースにならなきゃ、トップでいなきゃと自分を追い込んでたんですけど、岩谷麻優が、麻優さんが来てくれて......自分らしくいられるようになりました。岩谷麻優がいるから、私は後輩で、妹の素の自分でいられる。選手としても個人としても救われました」
岩谷の15周年というだけでなく、林下にとっても特別な意味を持つGHC戦。岩谷がスピーディーで華麗な動きを見せれば、林下は重厚さで勝負。相手をコーナーに振って叩きつけるというシンプルな攻撃も迫力十分だ(伝わりにくいのだが、コーナーの金具はかなりのダメージがあるという)。
最後はここ一番の必殺技、二段式ドラゴンスープレックスで岩谷が防衛。精魂尽き果て、しばらく立ち上がれないほどだった林下に岩谷は語りかけた。
「いろんなプレッシャーとか重圧とか、ひとりで抱えていたものがあると思うけど、これからは麻優がいるから。みんなでいろんな困難を乗り越えて、もっともっとマリーゴールドにいてよかったって思える思い出を一緒に作っていきたいです」
エンディングでは所属選手たちをリングに上げて記念撮影も。岩谷の15周年は、ライバルと新しい団体への想いを込めたものになった。
「もう寿引退とかいいや。プロレスと結婚した。これからもプロレスとともに歩んでいきます」
ライバルと仲間がいてこそのプロレス人生、あるいはプロレスに捧げた人生。ここからの林下詩美にも注目したくなる闘いでもあった。15周年記念試合には、単にキャリアの長さでは表せない、豊かなドラマがあったのだ。
取材・文●橋本宗洋
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岩谷の15周年というだけでなく、林下にとっても特別な意味を持つGHC戦。岩谷がスピーディーで華麗な動きを見せれば、林下は重厚さで勝負。相手をコーナーに振って叩きつけるというシンプルな攻撃も迫力十分だ(伝わりにくいのだが、コーナーの金具はかなりのダメージがあるという)。
最後はここ一番の必殺技、二段式ドラゴンスープレックスで岩谷が防衛。精魂尽き果て、しばらく立ち上がれないほどだった林下に岩谷は語りかけた。
「いろんなプレッシャーとか重圧とか、ひとりで抱えていたものがあると思うけど、これからは麻優がいるから。みんなでいろんな困難を乗り越えて、もっともっとマリーゴールドにいてよかったって思える思い出を一緒に作っていきたいです」
エンディングでは所属選手たちをリングに上げて記念撮影も。岩谷の15周年は、ライバルと新しい団体への想いを込めたものになった。
「もう寿引退とかいいや。プロレスと結婚した。これからもプロレスとともに歩んでいきます」
ライバルと仲間がいてこそのプロレス人生、あるいはプロレスに捧げた人生。ここからの林下詩美にも注目したくなる闘いでもあった。15周年記念試合には、単にキャリアの長さでは表せない、豊かなドラマがあったのだ。
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