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「本当にひどい」19歳のスキージャンプ女子選手が誹謗中傷にショック 母国スキー連盟が異例の声明「スポーツ批評の境界を越えている」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.12

誹謗中傷を受けて声を上げたベルトフスカ。(C)Getty Images

誹謗中傷を受けて声を上げたベルトフスカ。(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪スキージャンプ混合団体ノーマルヒルが現地2月10日に行なわれた。日本が史上初めて銅メダルを獲得した裏で、ポーランド代表は12か国中11位に低迷。第1ラウンド敗退と厳しい結果になった。

 ポーランドは4選手のうち3選手がグループ内順位で6位、7位、4位と好成績を収めたなか、1人目として飛んだポーラ・ベルトフスカがグループ最下位となった点が最後まで響いた。

 そのような戦況であったため、初出場の19歳ジャンパーのもとにはファンから悪意ある意見が集まる事態となっている。ドイツ紙『Kicker』は、誹謗中傷に傷ついたベルトフスカのコメントを次のように伝えている。
 
「ネットのコメントは読まないですが、プライベートなメッセージが来て本当にひどいです。あまりにも強烈な憎しみで、人々が私に対してこれほどの憎しみを抱くとは思っていませんでした。わざとやっているわけではなかったのですが、上から下まで殴られています」

「私のジャンプによって最終ラウンドへの出場権を失ったことは承知しています。ジャンプが怖かった。期待を裏切りたくなかったけど、上手くいかなかったです」

 あまりの誹謗中傷の多さにポーランドのスキー連盟は異例の声明を発表。「私たちはポーラ・ベルトフスカに対する非難されるべき憎悪を認めず、決して許しません。今ここで私たちが経験していることは、スポーツ批評のあらゆる境界を越えています。これは選手だけでなく、その家族にも苦しみをもたらす個人的な攻撃です。私たちは勝利の喜びだけでなく、容赦ない攻撃の標的となった時にも彼らを支援します」と反対する意思を明確に表明した。

 日本でもフリースタイルスキー女子の近藤心音が5日の公式練習で大ケガを負い、7日のスロープスタイル予選を棄権。そのあと誹謗中傷のメッセージが送られていたことが判明し、同選手はやり切れない思いを明かした。

 24年のパリ五輪でも問題視されたアスリートに対するネットやSNS上の誹謗は世界中で後を絶たない事態が続いている。

構成●THE DIGEST編集部

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