現地2月15日、ミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキーの新種目デュアルモーグルで、堀島行真が銀メダルに輝いた。
シードの堀島は初戦となった2回戦でニック・ペイジ(米国)と対戦。スピードに乗る滑りを見せたが、バランスを崩してしまいジャンプした2回目のエアで転倒。なんとか立て直して後ろ向きでゴールラインを通過した。ただ、対戦相手のペイジがコースアウトして旗門不通過の失格となったため、堀島が準々決勝進出を決めた。
ディラン・ワルチク(米国)と対戦した準々決勝を26対9と圧勝した堀島は、準決勝のマット・グレアム(豪州)とのレースでもスピート、ターン、エアを決め、ゴールラインでガッツポーズ。21対14で勝利し、決勝に進んだ。
決勝では、モーグルの絶対王者ミカエル・キングズベリー(カナダ)と対戦。限界を超えるようなスピードに乗った果敢な滑りを見せたが、バランスを崩してしまい2つ目のジャンプ台を避けてストレートジャンプ。安定したレースを見せたキングズベリーに4対31で敗れてしまった。
それでも堀島はモーグル競技男子で日本勢初の銀メダル。シングルモーグル銅メダルに続いて、今大会2つ目のメダルを獲得する快挙を成し遂げた。
「最後に失敗してしまったこと、しっかりゴールまで滑り切れなかったのは、すごく悔しい。本当にキングズベリー選手の意地を見たなと。強い気持ちを持って挑めたと思ったんですけど、それを上回ってくるような正確性なターンと冷静さが少しあったのかなと。それが勝敗を分けたと思う」
このように決勝を振り返った堀島は、「こういうオリンピックの舞台で、そういう苦い経験とか、どんな強い力でやっていけば金メダルに届くんだろうっていうような、すごい想像力が湧くような一日になりました」と続けた。
堀島とキングズベリーの決勝は永遠のライバル同士の対戦。世界のモーグルファンが望んだ展開でもあった。
「だからこそ、やっぱり僕もいいランで応えたかったんですけど、コース状況も難しいなかで、冷えて固まってきた雪面のなかで少し僕は足を取られてしまった。その時点でオリンピックの舞台では少し難しかったのかなと。その後、バランスを崩してしまってコースアウトっていう形になってしまったので、それ自体も悔しいですね」
シングルモーグルの銅メダルに続く銀メダル。「オリンピックという舞台で、自分が出場する大会でメダル圏内に常に入り続けることは、どれだけ難しいか僕自身も分かっているんですけど、それを目指してきたがゆえに、金ではなかったけれど最低限のメダル獲得っていうところを頭に入れてやってきたのが、形になってるんじゃないかなと思っています」と口にした。
「本当に銀メダルまで来るのも簡単ではなかった。最後1勝できるかどうかっていうところまで行けたのは、僕は今日一日の中では上出来なんじゃないかなと思ってます」と語った堀島は、支え続けてくれている家族とのエピソードも公表した。
「昨日オフがあったんですけど、街中に出たらアクシデント的に携帯をなくしてしまって、それを僕は子どもをお風呂に入れながら、その間に(家族が)探してくれて、警察まで行って取り返してくれたり。そういう些細なすべてのトラブルから助けてもらってます」
日本中の多くのファンに向けては、「これまでの28年間、関わる人たちのおかげでこの舞台に立てていると感じていますし、そういう方々がいたからこそ自分は頑張れているのかなと。これからもそういった方に恵まれていかなければ、やっぱり僕は前に進んでいけないと感じているので、温かな応援だったり、優しさだったり、温かい心の支えっていうのはすごく僕の力になってます」と柔和な表情で語った。
構成●THE DIGEST編集部
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ディラン・ワルチク(米国)と対戦した準々決勝を26対9と圧勝した堀島は、準決勝のマット・グレアム(豪州)とのレースでもスピート、ターン、エアを決め、ゴールラインでガッツポーズ。21対14で勝利し、決勝に進んだ。
決勝では、モーグルの絶対王者ミカエル・キングズベリー(カナダ)と対戦。限界を超えるようなスピードに乗った果敢な滑りを見せたが、バランスを崩してしまい2つ目のジャンプ台を避けてストレートジャンプ。安定したレースを見せたキングズベリーに4対31で敗れてしまった。
それでも堀島はモーグル競技男子で日本勢初の銀メダル。シングルモーグル銅メダルに続いて、今大会2つ目のメダルを獲得する快挙を成し遂げた。
「最後に失敗してしまったこと、しっかりゴールまで滑り切れなかったのは、すごく悔しい。本当にキングズベリー選手の意地を見たなと。強い気持ちを持って挑めたと思ったんですけど、それを上回ってくるような正確性なターンと冷静さが少しあったのかなと。それが勝敗を分けたと思う」
このように決勝を振り返った堀島は、「こういうオリンピックの舞台で、そういう苦い経験とか、どんな強い力でやっていけば金メダルに届くんだろうっていうような、すごい想像力が湧くような一日になりました」と続けた。
堀島とキングズベリーの決勝は永遠のライバル同士の対戦。世界のモーグルファンが望んだ展開でもあった。
「だからこそ、やっぱり僕もいいランで応えたかったんですけど、コース状況も難しいなかで、冷えて固まってきた雪面のなかで少し僕は足を取られてしまった。その時点でオリンピックの舞台では少し難しかったのかなと。その後、バランスを崩してしまってコースアウトっていう形になってしまったので、それ自体も悔しいですね」
シングルモーグルの銅メダルに続く銀メダル。「オリンピックという舞台で、自分が出場する大会でメダル圏内に常に入り続けることは、どれだけ難しいか僕自身も分かっているんですけど、それを目指してきたがゆえに、金ではなかったけれど最低限のメダル獲得っていうところを頭に入れてやってきたのが、形になってるんじゃないかなと思っています」と口にした。
「本当に銀メダルまで来るのも簡単ではなかった。最後1勝できるかどうかっていうところまで行けたのは、僕は今日一日の中では上出来なんじゃないかなと思ってます」と語った堀島は、支え続けてくれている家族とのエピソードも公表した。
「昨日オフがあったんですけど、街中に出たらアクシデント的に携帯をなくしてしまって、それを僕は子どもをお風呂に入れながら、その間に(家族が)探してくれて、警察まで行って取り返してくれたり。そういう些細なすべてのトラブルから助けてもらってます」
日本中の多くのファンに向けては、「これまでの28年間、関わる人たちのおかげでこの舞台に立てていると感じていますし、そういう方々がいたからこそ自分は頑張れているのかなと。これからもそういった方に恵まれていかなければ、やっぱり僕は前に進んでいけないと感じているので、温かな応援だったり、優しさだったり、温かい心の支えっていうのはすごく僕の力になってます」と柔和な表情で語った。
構成●THE DIGEST編集部
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