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“りくりゅう”、得意リフトで手痛いミス…高橋成美氏が指摘した僅かな“ズレ”「違うタイミングで動き始めがブレてしまった」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.16

SPで大きなミスを犯した木原(左)はキスアンドクライでうなだれた。(C)Getty Images

 現地2月15日(日本時間16日)、ミラノ・コルティナ五輪はフィギュアスケートのペアショートプログラムが行なわれた。日本代表の"りくりゅう"こと三浦璃来/木原龍一組は、ミスが響き5位発進となった。

 りくりゅうは、トリプルツイストリフトや3回転トウループなどを難なく決める。ただ、演技中盤で得意のグループ5アクセルラッソーリフトで持ち上げた木原がバランスを崩す。以降はなんとか立て直したが、演技直後は木原がうなだれた。レベルの取りこぼしが響き、自己ベストより約10点ほど低い73.11点だった。
 
 世界一の呼び声が高い得意技で、なぜミスが起きてしまったのか。同種目の解説を務めた2014年ソチ五輪代表の高橋成美氏は「ミスの度合い的には、りくりゅうペアにとっては大きい」と素直に指摘する。
 
 痛恨のミスが起きた原因については、次のように分析した。

「いつもと違うタイミング、お互いの認識を違うタイミングで、動き始めがブレてしまった。上と下で女性の姿勢をチェンジしていく構成だったのですが、そのタイミングがブレてしまったため、違う動きで違う方向に行ってしまった。だから、軸から三浦選手が外れてしまった。練習なら起こりうるミスが、本番で起きてしまった」

 一方、高橋氏は「凄く痛手なのですが、他の要素が素晴らしかった。(2人は)底力がありますので、まだまだ大丈夫です」と語り、フリーでの巻き返しに期待を寄せた。

 首位発進となったドイツペアとの差は6.9。りくりゅうは、この逆境からフリーで巻き返し日本勢初のメダルを獲得できるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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