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「まさかウチの子!?」五輪コースを全力疾走した“乱入犬”、クロカンをかき回した“ナズグル騒動”の一部始終【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.22

クロスカントリースキーの女子団体予選では犬が乱入する騒ぎがあった。

クロスカントリースキーの女子団体予選では犬が乱入する騒ぎがあった。

 冬季オリンピックのスキー競技に“乱入”した犬の飼い主は、テレビでゴールラインを全力疾走する愛犬の姿を見て、初めて脱走に気づいたという。

 35歳のアリス・ヴァレスコさんは、かつてオリンピックに出場した元スキーヤーで、現在はトレードマーケティングの仕事に就いている。英紙『Daily Mail』の取材に対し、クロスカントリースキーの女子団体スプリント予選で、2歳の愛犬ナズグルがコースを突っ走る姿を目にした時は、自分の目を疑ったと語った。

 会場のレーク・テゼロのコースから徒歩圏内に住むアリスさん夫妻は、その日バイアスロンを観戦するため外出。ナズグルを自宅のケネル(犬舎)に入れ、きちんと扉を閉めて出かけた。まさか脱走するとは思ってもいなかったようだ。

 ところが、友人たちからレース映像のクリップが次々と携帯電話に送られてきて、コースを駆け回っている犬が、自分たちのチェコスロバキアン・ウルフドッグだと気づいたと、同メディアに語っている。

「そんなはずはないと思いました。ケネルに入れて、ドアも閉めていたんです。どうしてあの子が......と、最初は理解できませんでした」
 
 映像を一時停止して身体の模様を確認したアリスさんは、近所の住人に電話。するとケネルは空で、自宅のドアが少し開いたままになっていたのが分かった。

 レース関係者は最終的に逃げ回るナズグルを捕まえ、観客の拍手に包まれながらコース外へと連れ出した。

 しかし、コースから連れ出された直後、ナズグルは再び身をよじって逃走。いったんは係員の手をすり抜けたものの、すぐに再確保されたという。

「本当に恥ずかしかったです」とアリスさん。「捕まえた後にまた逃げたと聞いて、『もうやめて…』という気持ちでした」

 主催者側は理解を示し、深刻な事故につながらなかったことに安堵していたという。ナズグルは2度目の“自由への挑戦”の後、無事に安全な場所へ戻された。

「こんなことをしたのは初めてです。これからは、もっとしっかり見ていかないといけませんね」とアリスさんは話している。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】「オオカミかと思ったら…」ゴールしたのは選手ではなく犬!
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