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スノボ日本勢の大躍進を英専門メディアが激賞! 勢力図の変化に「アジアはすでに頂点に到達した」【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.27

ビッグエアで金、スロープスタイルで銅メダルを獲得した村瀬。(C) Getty Images

ビッグエアで金、スロープスタイルで銅メダルを獲得した村瀬。(C) Getty Images

 ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード競技では、日本の男女揃っての活躍が目立った。リヴィーニョのスノーパークで行なわれた全11種目で、日本は計9個のメダルを獲得。2022年北京大会の3倍というこの数字は、単なる好調ということではなく、同競技における地殻変動を印象づける結果となった。

 これに海外メディアも強い関心を寄せたが、その中でイギリスの五輪専門メディア『inside the games』は、「日本は再びその力を誇示し、着実な成長を示した」と評価。メダリストの中では「日本の躍進を象徴したのが村瀬心椛だ。ビッグエアで金メダル、スロープスタイルで銅メダルを獲得し、2種目で表彰台に立った。北京では銅メダルを手にしながらも、スロープスタイルで10位に沈む悔しさを味わったが、今大会は本能的なライディングと冷静さを兼ね備えた完成度の高い滑りを披露した」と、21歳の活躍を称賛している。
 

 そして、彼女の「以前は日本のスノーボードチームはあまりメダルを獲れなかったけど、今は違います。雪上、雪外の両方で膨大な練習を重ねてきたし、それに加えて勝ちたいという強い意識を持っています」とのコメントを紹介し、「これは日本の変化が一時的なものではないことを示している」と指摘した。

「日本の台頭には、明確な節目がある。歴代のメダルランキングでは依然として5位に止まっているが、2014年以降、その安定感は急速に高まった。2014年ソチ大会で3個、2018年平昌大会で1個、そして北京大会と今回を合わせて12個で、そのうち5個が金メダルである。10年前にはトップ15にも入っていなかったが、現在ではランキング2位の“眠れる巨人”スイスに3差(合計メダル数は2上回った)まで迫っている。そのスイスは、ここ2大会連続で表彰台の頂点を逃している」

また同メディアは、「スノーボードの“重心”は東へ移動した」との表現で、この競技の勢力図の変化を強調。かつての盟主だったアメリカが金メダルに手が届かなかった一方で、日本だけでなく、中国と韓国が合わせて5回の表彰台に立つなど、アジア勢全体の存在感も際立ったことにも焦点を当てた。

「特に注目を集めたのが韓国の17歳、チェ・ガオンだ。ハーフパイプで優勝し、世界的スターであるアメリカのクロエ・キムを破る番狂わせを演じた。チェは韓国初のスノーボード五輪金メダリストとなり、17歳101日で史上最年少の王者という記録も打ち立てた。レース後、肩の負傷を抱えながら銀メダルを獲得した韓国系のキムがチェを抱き寄せる場面は、今大会を象徴する光景のひとつとなった」

そして、改めて今大会のスノボ競技を「日本が基準となり、韓国が新たな物語を生み出す原動力となり、アメリカやスイスといった既存の強豪国は、決して穏やかとは言えない地形を進むことになった」と総括し、最後に「山が語ったメッセージは明白なものだ。アジアはもはや『台頭しつつある』のではない。すでに頂点に到達したのだ」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

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