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平昌五輪の開会式を盛り上げた“トンガのマッチョ”が東京五輪出場へ! もし新競技なら前人未到の記録を達成

THE DIGEST編集部

2020.03.01

東京五輪出場を確実にしたタウファトファ。新国立競技場でも間違いなくトンガ選手団の先頭に立つだろう。(C)Getty Images

東京五輪出場を確実にしたタウファトファ。新国立競技場でも間違いなくトンガ選手団の先頭に立つだろう。(C)Getty Images

 トンガの国民的ビッグスターが、3大会連続の五輪出場を決めた。

 その名を世界に知らしめたのは、2年前の平昌五輪だ。寒風吹き荒れる開会式のセレモニーで、上半身裸のマッチョボディーを惜しげもなく披露したトンガ代表の旗手、ピタ・タウファトファである。覚えている方も多いだろう。

 2016年リオデジャネイロ五輪にテコンドーで、18年の平昌五輪にはクロスカントリーで出場。ともに表彰台に到達するほどの実力は有していないが、その底抜けに明るいキャラクターで五輪の“華”となった。

 そんな36歳のタウファトファが、現地2月29日に行なわれたオセアニア・テコンドー選手権に出場。彼以外で唯一のエントリー選手だったパプアニューギニアのスティーブン・トミーを下して優勝を飾った。トンガ五輪委員会は正式な声明こそ出していないが、「東京五輪の代表選手に選ばれるのは確実」と、公式サイト『Olympic Channel』が伝えている。

 これで3大会連続の五輪出場を決めたタウファトファだが、同サイトの取材によると、さらなる野望に邁進しているようだ。なんともうひとつの新競技、カヌー競技「スプリント」の出場権を狙っているという。選手本人は「カヤックを選んだのは、僕の心にすっと入ってきたからなんだ。ポリネシアの人びとは何千年もの間、島と島の間を小舟で行き来してきた。その血が騒ぐんだね」と話している。

 3大会連続の五輪を、それぞれ異なる競技で出場したなら──。タウファトファが初めてのケースとなる。夏季大会で異なるふたつの競技で出場すれば、こちらは1952年ヘルシンキ五輪でギリシャのアリスティディス・ルーバニス以来、68年ぶりの快挙。ルーバニスはバスケットボールと陸上でダブルエントリーを果たしたという。
 5月にドイツで開催されるのが、カヌー・スプリント世界選手権。タウファトファも同大会に出場する予定だが、好成績を収めて五輪出場権を確保するのは難しいだろうか。世界選手権が厳しければ、あとはトンガ委員会の判断に委ねられる。トンガは三者委員会招待枠(出場の可能性が低い国の五輪委員会に機会を与えるための特別措置)を活用できるからだ。

 はたしていかなる結末を迎えるのか。いずれにせよ、新国立競技場の開会式にあの“お祭り男”が登場する。どんなコスチュームで現れるのか、いまから楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部


【動画】平昌五輪の開会式で人気沸騰! トンガ選手団の旗手、タウファトファの超マッチョ上半身をチェック!
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