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競馬

ケンタッキーダービーはゴールデンテンポが強襲V! 一方、テーオーエルビスが日本馬史上初の米短距離G1制覇の快挙

三好達彦

2026.05.05

ケンタッキーダービーは地元のゴールデンテンポが制覇。今年も日本調教馬初Vには届かなかった。(C)Getty Images

ケンタッキーダービーは地元のゴールデンテンポが制覇。今年も日本調教馬初Vには届かなかった。(C)Getty Images

 5月3日、米クラシック三冠の初戦、ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ・ダート10ハロン≒2012m)が行なわれ、JRAからダノンバーボン(牡3歳/栗東・池添学厩舎)と、ワンダーディーン(牡3歳/栗東・高柳大輔厩舎)の2頭が参戦。西村淳也騎手を背に4コーナー先頭の積極策で臨んだダノンバーボンは逃げ粘って5着に健闘し、ワンダーディーンは坂井瑠星騎手を背に中団を進んで8着になった。

 当日までに4頭が出走を取り消し、レース前にも暴れて馬体検査を受けた1頭が発走除外されたため、19頭で争われたことしのケンタッキーダービー。アーカンソーダービー(G1)を勝って臨んできたレネゲイド(牡3歳/米/T.プレッチャー厩舎)や、フロリダダービー(G1)を制したコマンドメント(牡3歳/米/B.コックス厩舎)などが人気を集めるなか、好スタートを切ったJRAの2頭は先団に取り付き、ダノンバーボンは2番手、ワンダーディーンは4番手からレースを進めた。

 米国特有の激しいスピード争いが展開され、各馬スロットルをふかしながら迎えた直線。ダノンバーボンが勇躍、先頭に飛び出し、ひたすらゴールを目指す。しかし後続の有力馬はそれを許さず、レネゲイドがダノンを飲み込んで先頭を窺う。そこへひと際目立つ脚色で追い込んで来たのが、最後方から徐々に位置を押し上げてきていたゴールデンテンポ。驚異的に長い脚を繰り出して前を行く馬たちをすべて飲み込むと、豪快な脚勢のままで栄光のゴールへ飛び込んだ。
 
 5着となったダノンバーボンの西村騎手は、「スタートは先行争いに加わって逃げ馬を見ながらの2番手という位置取りでしたが、普段通り前目で逃げることはしないように意識しました。最後の直線は声が出ました。まだ3歳ですし、アメリカでも十分通用したと思います」と、善戦を称えるとともに、愛馬のさらなる成長に期待を託した。

 8着となったワンダーディーンの坂井騎手は、本馬がサウジアラビア、ドバイ(UAE)からアメリカへと転戦した一連のツアーを指して、「難しい調整だったと思いますが、素晴らしい状態に仕上げてくれたスタッフと、このような場で乗せてくれた関係者の皆さんに感謝したいです」と礼を述べた。そして、「ポジション的には悪くなかったです。1コーナーから2コーナーで接触があり、脚が溜まりきらなかったところもありますが、走り自体は悪くなかったです。最後まで一生懸命走ってくれて、馬に感謝したいです」と、こちらも愛馬の健闘を称えていた。
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