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食と体調管理

【Do My Best, Go!|深田茉莉・女子スノーボード|後編】「みんなの思いを背負って滑り切れてよかった」積み重ねてきた努力が実った金メダル

松原孝臣

2026.07.03

写真:GettyImages

写真:GettyImages

 アスリートへのインタビューを通し、明日への一歩を応援する「Do My Best, Go!」。今回登場するのは、スノーボードのビッグエアとスロープスタイルでミラノ・コルティナオリンピックに出場、スロープスタイルで金メダルを獲得した深田茉莉さん。第一線で活躍した経緯、その土台となる食への意識、今後への思いなどを前編/後編でお届けする。

――2023-2024シーズンの後半は苦しいときもあったと聞いています。振り返ってみてどんな時期だったのでしょうか。

 練習を積み重ねてきた自信はあったのに結果につながらないことが辛かったですね。一時期は大会には出ずに、中国でずっと練習していましたが、それだと自分がどれだけ成長しているのかを見失ってしまって、それも辛かった。練習に身が入っていないと佐藤コーチに指摘されたこともありました。これまでの人生の中で一番辛かった時間でしたね。そんなときでも中国の方たちがとても温かくサポートしていただいたので本当に感謝しています。

――その辛い時期をどのように脱したのでしょうか。

 中国でのトレーニングを終えた後に出た大会では予選落ちになって、「今までの練習はなんだったのかな」とすごく落ち込みそうになりましたが、あきらめずにもう一度ハードな練習をして次の大会では久しぶりに優勝できました。きっかけがあって状況が変わったわけではなくて、練習を信じてやめなかったことが大切だったと思っています。

――辛い時期も財産にしつつ、ミラノ・コルティナオリンピックの代表に決まりました。

 目標を聞かれたときには「メダルを獲ります」と答えていましたが、出場しないことには何も始まらないと思っていました。だから、出場が決まったときは素直に嬉しかったですし、自分よりも周りの人が喜んでくれたので本当によかったなと思いました。
 
――大会が始まり、まずビッグエアがありました。9位という結果でしたが、終わったときはどのような心境でしたか?

 出場している選手たちが他の大会でもよく一緒になるメンバーで、ジャンプ台や試合環境も普段の試合と似た光景だったこともあって、どこか普段の試合と同じような感覚になっていました。でも、日本から家族全員が見に来てくれていて、競技が終わって親の顔を見たときに「9位で終わっちゃったんだ、終わるときは一瞬なんだな」と思って悲しくなりました。

――続くスロープスタイルを迎えるにあたって、どう気持ちを整えていったのですか?

 ビッグエアでなぜ失敗したのかをコーチと話し合ったとき、自分がすごく緊張していたことに気がつきました。試合前日から何回も動画を見たことで逆に緊張してしまっていたみたいでした。だからスロープのときはぎりぎりまで練習していました。自分だけじゃ頑張れなかったかもしれませんが、中国のスー・イーミン選手たちと最後の最後まで一緒だったので頑張ることが出来ました。
 

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