フィギュアスケートで今年5月にアイスダンスチーム結成を発表した本田真凜と宇野昌磨の通称“しょまりん”カップルが7月14日、東京・辰巳アイスアリーナで公開練習を行なった。練習後、宇野は本田を支えるため肉体改造に取り組んでいることを明かした。
カップル結成後、初の公開練習となったこの日。テレビカメラ15台、総勢65人のメディアが集結した。24年1月にシングル引退を発表した本田は「(リンクに)入った時にカメラの数に久しぶりに驚いた」と漏らすと、宇野も「これだけ多くのカメラの前で公開練習をしたのは、僕もシングルの時に1度も経験がなかったので、ちょっとなんだろう...久々にちょっと緊張感を。アイスショーとは違う緊張感を感じながらやらせていただきました」と目を丸くした。
お互いにシングルからの転向。ジャンプはなく、2人の息を合わせ細かい技術を要求されるアイスダンスへの適応は、まずフィジカル改造から始まっているようだ。
本田は「同じスケートですけど(体を)持ち上げられるっていうのが、まず一番大きく違って。シングルの時になかったことなので、やっぱり最初のうちは少しでも重りをなくすために、減量っていうんですかね。軽い状態でいたい」と明かし、ハードな練習をこなす体力をつけるだけでなく、宇野の負担にならないよう減量にも取り組んでいるという。
また、「食事管理みたいなところはシングルのとき以上にするようになりました。現役を引退してからの2年間とかはずっと(体重を)維持してきたので、それは良かったかなと思う」と語り、「持ち上げられる人にとって、いい塩梅で挑戦していけたら」と前向きに意気込んだ。
本田の減量とは逆に、宇野の方はシングル時代になかった“増量”に取り組んでいる。「ご飯をなるべく食べようっていう意識をしていて。もともとそんなにたくさん食べるタイプではなくて、シングルを一度引退した時からも、太ってる自分がないように、なるべく体重計に多く乗っていた」と明かすほど。現在の体重はプラス3キロになったほど、筋力増強に励んでいる。
「今はなるべく体重計に乗らずにたくさん食べ続けるっていうのを最近やるようにしてる。いま確実に体重が増えてきてるので、それが筋肉にだんだんなっていったら真凜も乗ってて安心できる土台になったらいいなと思ってます」
どちらもパートナーのことを思っての肉体改造に着手している“しょまりん”。男性が支えになるアイスダンスではハンデになりかねない身長差(宇野=157cm、本田=163cm)について問われた時も、2人は武器だと捉えている。
例えば本田は、「身長差がないからこそできるリフトだったりとか技だったり、見え方もたくさんあると思うので、そういったものを見せられたらいい」と説明。宇野は「体格差はありますけども、やっぱりそこがネガティブな気持ちではなくて、ちゃんと強みにできる方法が僕はあると絶対思っています。そこをちゃんと生かして、補うのではなくて、生かしてやっていくことが僕たちの強みになっていくと思います」と言い切った。
2人で試行錯誤を重ねながら、理想のアイスダンスの形へ――。邁進あるのみだ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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カップル結成後、初の公開練習となったこの日。テレビカメラ15台、総勢65人のメディアが集結した。24年1月にシングル引退を発表した本田は「(リンクに)入った時にカメラの数に久しぶりに驚いた」と漏らすと、宇野も「これだけ多くのカメラの前で公開練習をしたのは、僕もシングルの時に1度も経験がなかったので、ちょっとなんだろう...久々にちょっと緊張感を。アイスショーとは違う緊張感を感じながらやらせていただきました」と目を丸くした。
お互いにシングルからの転向。ジャンプはなく、2人の息を合わせ細かい技術を要求されるアイスダンスへの適応は、まずフィジカル改造から始まっているようだ。
本田は「同じスケートですけど(体を)持ち上げられるっていうのが、まず一番大きく違って。シングルの時になかったことなので、やっぱり最初のうちは少しでも重りをなくすために、減量っていうんですかね。軽い状態でいたい」と明かし、ハードな練習をこなす体力をつけるだけでなく、宇野の負担にならないよう減量にも取り組んでいるという。
また、「食事管理みたいなところはシングルのとき以上にするようになりました。現役を引退してからの2年間とかはずっと(体重を)維持してきたので、それは良かったかなと思う」と語り、「持ち上げられる人にとって、いい塩梅で挑戦していけたら」と前向きに意気込んだ。
本田の減量とは逆に、宇野の方はシングル時代になかった“増量”に取り組んでいる。「ご飯をなるべく食べようっていう意識をしていて。もともとそんなにたくさん食べるタイプではなくて、シングルを一度引退した時からも、太ってる自分がないように、なるべく体重計に多く乗っていた」と明かすほど。現在の体重はプラス3キロになったほど、筋力増強に励んでいる。
「今はなるべく体重計に乗らずにたくさん食べ続けるっていうのを最近やるようにしてる。いま確実に体重が増えてきてるので、それが筋肉にだんだんなっていったら真凜も乗ってて安心できる土台になったらいいなと思ってます」
どちらもパートナーのことを思っての肉体改造に着手している“しょまりん”。男性が支えになるアイスダンスではハンデになりかねない身長差(宇野=157cm、本田=163cm)について問われた時も、2人は武器だと捉えている。
例えば本田は、「身長差がないからこそできるリフトだったりとか技だったり、見え方もたくさんあると思うので、そういったものを見せられたらいい」と説明。宇野は「体格差はありますけども、やっぱりそこがネガティブな気持ちではなくて、ちゃんと強みにできる方法が僕はあると絶対思っています。そこをちゃんと生かして、補うのではなくて、生かしてやっていくことが僕たちの強みになっていくと思います」と言い切った。
2人で試行錯誤を重ねながら、理想のアイスダンスの形へ――。邁進あるのみだ。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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