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体操女子、18歳と27歳の“共通意識”で悲願の金メダルへ! 岸里奈のコメントに杉原愛子は「全部言ってくれましたね」を連発【アジア大会】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.08.22

アジア大会前のイベントに登場した(左から)岸と杉原。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

アジア大会前のイベントに登場した(左から)岸と杉原。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 体操女子の杉原愛子(アローヴラボ)と岸里奈(戸田市スポーツセンター)が、8月19日に行なわれた「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)TEAM JAPAN MEDIA SUMMIT」に参加。大会への決意を語る2人から、年齢差を超えた絆の深さが窺えた。

 27歳の杉原は2016年リオデジャネイロ五輪と21年の東京五輪に連続出場した後、22年に一度、現役を引退。その後、23年に復帰して24年パリ五輪の代表は逃したものの、25年の全日本選手権で2位、同年のNHK杯で優勝し、日本代表に復帰した。

 一方、18歳でIPU・環太平洋大1年の岸は、高校1年生だった23年の全日本選手権で3位に入り日本代表入りを果たすと、24年パリ五輪に出場。25年の全日本選手権で初優勝を飾っている。

 そんな2人が並んで登場した記者会見では、岸のコメントに杉原が“完全同意”する様子が目立った。

 今大会、体操女子は団体での金メダル獲得を目標に掲げている。そのために必要な点を問われると、岸は「一人ひとりがミスなく0.1(ポイント)を拾う演技ができるかどうかだと思うので、自分も含めてチームのコンディションを落とさないように、大会でベストパフォーマンスができるように整えることが一番大事です」と回答。すると、杉原は「全部言ってくれましたね」とはにかむ。
 
 また“金”獲得の最大のライバルを問われると、岸は「中国が一番強いと感じています。(6月の)アジア選手権でも中国が1位で、自分たちが2位で、すごく悔しい思いをしました。アジア大会では1位を取れるように、自分たちも、合宿などでミーティングなどもしながら、レベルを高められると思います」とコメント。これに対しても杉原は「私も同じ。全部言ってくれました」と、ほほ笑んだ。

 仲を深めたのは昨年の世界選手権で同部屋だったのが、きっかけだったという。岸が「近くにいたら絶対に話しかけてくれるので、自分はあまり話さないタイプですけど、愛子ちゃんといる時は結構話します。いつも元気になります」と言えば、杉原は「共通の話題とか、お互いアニメが好きなので」と趣味が合うことをきっかけに会話が盛り上がっていると明かす。

 さらに、杉原は「岸選手も意外と話しますよ。面白いですよ」と紹介。「ぜひ声をかけてください。何で私が言うんですか」と、大阪府出身らしい明るい“ノリ突っ込み”で、会場の笑いを誘った。

 体操競技では高齢とされる27歳でトップクラスを維持しているうえに、チームの盛り上げに一役買っている杉原。その呼びかけに応じ、年の差を気にせず心を開いた岸。相乗効果で、TEAM JAPANは悲願の金メダル獲得を目指す。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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