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格闘技・プロレス

“神の左”増田陸が堤聖也との再戦を希望! 3年前は判定負け、不可解な王座陥落の前王者の底力に警戒も「倒します。仕留めます」【ボクシング】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.08.24

WBCバンタム級王者の増田が堤への思いを語った。(C)THE DIGEST

WBCバンタム級王者の増田が堤への思いを語った。(C)THE DIGEST

 プロボクシングWBA世界バンタム級王者の増田陸(帝拳)が8月23日、WOWOWライブと同オンデマンドで24日の午後9時から放送・配信される『エキサイトマッチSP「増田陸vs比嘉大吾」「岩田翔吉vsバディージョ」』の収録に臨んだ。

 増田は、24歳だった2022年7月にプロデビュー。23年8月に迎えた4戦目に現同級1位で当時は日本同級王者だった堤聖也(角海老宝石)に判定で敗れてタイトルを逃したが、翌年の7月に、日本バンタム級王者の富施郁哉(ワタナベ)を4回KOで下して初戴冠を果たした。

 その後、日本王座は2度防衛後の25年10月に返上。そして今年3月には世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)に8回TKOで勝利し、7月にはWBA世界バンタム級王座決定戦で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)を2対1の判定で制し、初めて世界王座を獲得した。

“神の左”とも称される強烈な左ストレートを武器とする28歳のサウスポーは、今後の対戦を希望する相手として3年前に敗れた堤を挙げる。

 堤は増田に勝利して以降、4度目の防衛後に日本王座を返上。24年10月にWBA世界バンタム級王者だった井上拓真(大橋)から王座を奪い、2度の防衛に成功した。
 
 ただ、直近の25年12月のドネア戦での負傷で今年4月に当時同級休養王者だったアントニオ・バルガス(アメリカ)との試合を延期すると、5月にWBAから休養王者に“降格”させられたうえに7月には王座をはく奪され、現在はWBA同級1位にランクされている。

 認定団体による不可解な“王座陥落”を強いられた堤について、増田は「挑戦者の立場に立った堤選手は、チャンピオンとしても強いですけど、また違った強さがあるのではないでしょうか。拓真選手からベルトを取った時のような」と、その底力への警戒を強める。

 一方、増田自身はリベンジの気持ちはないという。現状の気持ちを「あの試合は自分が負けたのを、しっかり受け止められていたので。今は時も経って、お互いに状況が変わって再戦という形です。だからリベンジではなく、リマッチです。純粋に楽しみですし、また違う勝負です」と表す。その理由には、3年間で積み上げた経験がある。当時との違いを、以下のように説明した。

「フィジカル的な要素がありますし、精神面も。今回は12戦目で世界タイトルを取りましたけど、当時は4戦目で、経験の差は非常に大きいです。当時の試合を振り返って、もう本当に酷かったので、その差は今回、大きく活きると思います。試合勘、リングに上がった時の精神的な違いがあります」

 そして「倒します。仕留めます」と、自信を見せた。増田vs.堤は、実現すればボクシングファンから大きな注目を浴びるだろう。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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