明日への一歩を応援する「Do My Best, Go!」。今回はテニスの四大大会で本戦出場、世界ランキング100位を突破して日本人トップの座につくなど、大学出身のプロ選手としては異例の飛躍を遂げている島袋将さんが登場。テニスを始めたきっかけやこれまでのキャリアの転機、プロまでの道のり、今後の目標、そしてアスリートの食生活まで幅広く語ってくれた。前編・後編にてお届けする。
――大学卒業後プロになり、大きく成長するわけですが、どういうことに取り組んだのが良かったと思いますか?
佐藤文平さん(※元プロ選手で、島袋選手のコーディネーター)とプロ1年目から一緒にやってきましたが、一番最初に話したのは「チーム作りを大事にしよう」ということでした。これから世界へ挑戦する上で、1人で飛び込んでいっても、右も左も分からない状況で埋もれていくだけだと。それならば強いチームを作って、トレーナーやコーチを付けて転戦しよう。サポートがあるのとないのとでは全然違うということで、当時の僕が考えてもいなかったことを文平さんが教えてくれました。そこはすごく大きかったなと振り返って思います。
――数年前までは雲の上にいたツアー選手たちと今戦って、勝ったり接戦を演じているわけですが、差が縮まっている実感や、何か見えてきたものはありますか?
6月の芝シーズンでベン・シェルトンと対戦し、ファイナルセット4-6で負けてはしまいましたが、トップ10選手に対してここまでできると感じられました。最後までチャンスはありましたし、試合後も「相当苦しかった」と相手が言っていたので、レベルが縮まっているかどうかは別として、戦える実力は間違いなくあると思っています。同時にこのレベルに居続けるためにもそういう選手に勝っていかないといけないので、ただやって惜しかったという試合は減らしていきたいです。どんどんビッグネームやトップ50くらいにコンスタントに勝っていける選手を目指しています。
――そのレベルに勝っていくために、自分はどこを強化しなければいけないか見えていますか?
大まかにはサーブとリターンですね。サーブの質はトップレベルの選手とまだまだ違うなと思いますし、リターンの返球率やポジショニング、引き出しなど、まだまだレベルが達していないと感じています。あとはメンタル面。トップ選手は会場に立っているだけでも貫禄や自分への自信を感じる選手が多いので、彼らと戦う時にネームバリューや憧れに飲まれず、勝ちに行く姿勢を見せるメンタルの作り方も持っておかないと、この世界で生き残れないなと感じています。
――今年、ランキングが日本人トップになりましたが、どう受け止めていますか?
本当に実感というか、自分は1位だという思いは正直あまりないです。今まで錦織(圭)さんや西岡(良仁)さんが日本テニス界を引っ張ってくださって、色々な状況があって、たまたま僕が1位になっただけ。日本1位だからと特別に自信があるとかはないですね。
――錦織選手が引退することになりましたが、彼はどういう存在でしたか?
日本人であそこまで戦って、世界4位、グランドスラム準優勝、オリンピック銅メダルという素晴らしいキャリアを築いた選手です。純粋に憧れがありますし、僕も錦織さんのような選手を目指したい気持ちがあります。日本人選手にとってフィジカル面で後手に回りがちな状況が多い中で、天才的なバックハンドなどの素晴らしいショットで戦って、あそこまで行けたというのは、同じ舞台に立ってみて、なおさら錦織選手のすごさを実感するようになりました。
――影響を受けたところはありますか?
影響しか受けてないです(笑)。テニスの内容で言えばバックハンドなどのアドバイスを頂いて、自分のプレーに生かされている部分はあります。あとは(8月の遠征で)シンシナティでも練習させていただいて、プライベートでもお話しする中で、まとっている雰囲気やオン・オフの切り替えのすごさはさすがだなと思いました。
――最後にどんな言葉を贈りたいですか?
僕なんかが言うのもあれですけど、本当に「お疲れさまでした」と。ここまで素晴らしいキャリアを築き上げていただいたおかげで日本テニス界もすごく盛り上がったと思いますし、今後は次の世代の僕たちが引っ張っていきたいです。そして、とにかく休んでください、と。
――島袋選手のこれからの目標は何ですか?
グランドスラムでベスト8に入りたいと思っています。ランキング的には今年中にトップ50を目指していきたいですし、将来的にはグランドスラムなどの大きな大会でどんどん上に上がれる選手になりたいです。あとは自分が引退発表をした時に、「島袋に憧れて」と言ってもらえるような選手像をすごく思い描きます。自分は大学出身でちょっと違った道を経てここまで来ていますが、色々な大学の学生たちやプロの後輩たちに少しでも影響を与えられるような選手を目指したいなと思います。
――大学卒業後プロになり、大きく成長するわけですが、どういうことに取り組んだのが良かったと思いますか?
佐藤文平さん(※元プロ選手で、島袋選手のコーディネーター)とプロ1年目から一緒にやってきましたが、一番最初に話したのは「チーム作りを大事にしよう」ということでした。これから世界へ挑戦する上で、1人で飛び込んでいっても、右も左も分からない状況で埋もれていくだけだと。それならば強いチームを作って、トレーナーやコーチを付けて転戦しよう。サポートがあるのとないのとでは全然違うということで、当時の僕が考えてもいなかったことを文平さんが教えてくれました。そこはすごく大きかったなと振り返って思います。
――数年前までは雲の上にいたツアー選手たちと今戦って、勝ったり接戦を演じているわけですが、差が縮まっている実感や、何か見えてきたものはありますか?
6月の芝シーズンでベン・シェルトンと対戦し、ファイナルセット4-6で負けてはしまいましたが、トップ10選手に対してここまでできると感じられました。最後までチャンスはありましたし、試合後も「相当苦しかった」と相手が言っていたので、レベルが縮まっているかどうかは別として、戦える実力は間違いなくあると思っています。同時にこのレベルに居続けるためにもそういう選手に勝っていかないといけないので、ただやって惜しかったという試合は減らしていきたいです。どんどんビッグネームやトップ50くらいにコンスタントに勝っていける選手を目指しています。
――そのレベルに勝っていくために、自分はどこを強化しなければいけないか見えていますか?
大まかにはサーブとリターンですね。サーブの質はトップレベルの選手とまだまだ違うなと思いますし、リターンの返球率やポジショニング、引き出しなど、まだまだレベルが達していないと感じています。あとはメンタル面。トップ選手は会場に立っているだけでも貫禄や自分への自信を感じる選手が多いので、彼らと戦う時にネームバリューや憧れに飲まれず、勝ちに行く姿勢を見せるメンタルの作り方も持っておかないと、この世界で生き残れないなと感じています。
――今年、ランキングが日本人トップになりましたが、どう受け止めていますか?
本当に実感というか、自分は1位だという思いは正直あまりないです。今まで錦織(圭)さんや西岡(良仁)さんが日本テニス界を引っ張ってくださって、色々な状況があって、たまたま僕が1位になっただけ。日本1位だからと特別に自信があるとかはないですね。
――錦織選手が引退することになりましたが、彼はどういう存在でしたか?
日本人であそこまで戦って、世界4位、グランドスラム準優勝、オリンピック銅メダルという素晴らしいキャリアを築いた選手です。純粋に憧れがありますし、僕も錦織さんのような選手を目指したい気持ちがあります。日本人選手にとってフィジカル面で後手に回りがちな状況が多い中で、天才的なバックハンドなどの素晴らしいショットで戦って、あそこまで行けたというのは、同じ舞台に立ってみて、なおさら錦織選手のすごさを実感するようになりました。
――影響を受けたところはありますか?
影響しか受けてないです(笑)。テニスの内容で言えばバックハンドなどのアドバイスを頂いて、自分のプレーに生かされている部分はあります。あとは(8月の遠征で)シンシナティでも練習させていただいて、プライベートでもお話しする中で、まとっている雰囲気やオン・オフの切り替えのすごさはさすがだなと思いました。
――最後にどんな言葉を贈りたいですか?
僕なんかが言うのもあれですけど、本当に「お疲れさまでした」と。ここまで素晴らしいキャリアを築き上げていただいたおかげで日本テニス界もすごく盛り上がったと思いますし、今後は次の世代の僕たちが引っ張っていきたいです。そして、とにかく休んでください、と。
――島袋選手のこれからの目標は何ですか?
グランドスラムでベスト8に入りたいと思っています。ランキング的には今年中にトップ50を目指していきたいですし、将来的にはグランドスラムなどの大きな大会でどんどん上に上がれる選手になりたいです。あとは自分が引退発表をした時に、「島袋に憧れて」と言ってもらえるような選手像をすごく思い描きます。自分は大学出身でちょっと違った道を経てここまで来ていますが、色々な大学の学生たちやプロの後輩たちに少しでも影響を与えられるような選手を目指したいなと思います。
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