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格闘技・プロレス

「この選手は強い」5戦目でボクシング世界王座挑戦の23歳は33歳ベネズエラ人に苦戦? レジェンド3人が展望「長引けば長引くほど嫌だと思う」

THE DIGEST編集部

2026.08.29

9月2日に世界王座決定戦を戦う吉良。チャンピオンになれば日本男子最短タイ記録となる。(C)THE DIGEST

9月2日に世界王座決定戦を戦う吉良。チャンピオンになれば日本男子最短タイ記録となる。(C)THE DIGEST

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級1位の吉良大弥(志成)が9月2日、同級2位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)との同級王座決定戦に臨む。プロ5戦目を迎える吉良は、王座を奪取すれば元世界4階級制覇王者の田中恒成氏と並ぶ日本男子最短記録の達成となる。

 幼少期にボクシングを始め、王寺工高でインターハイと全国高校選抜を制した吉良は、卒業後は東京農大に進学して1年次から早くもリーグ戦で強豪校のレギュラーとして活躍。その後、同大を中退して2024年10月にプロデビューし、3連勝を飾った。

 25年大晦日の4戦目でイバン・ガルシア(メキシコ)との同級挑戦者決定戦を制し、挑戦権を得た。その時点では、WBA・WBO同級王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)への挑戦が予定されていたが、2団体統一王者が負傷。カニサレスと相まみえることになった。

 一方、カニサレスはライトフライ級で3度、世界王座に就いた経験があり、24年1月のWBC同級王者だった寺地拳四朗(BMB)との統一戦は0-2の判定で負けたものの、評価の高いチャンピオンを相手に大健闘し、日本のボクシングファンに強烈なインパクトを残した。

 吉良は、首尾よく世界王座にたどり着けるのか。いずれも元世界王者の渡嘉敷勝男氏と竹原慎二氏、畑山隆則氏が、注目の一戦を展望した。
 
 まず渡嘉敷氏は「私はカニサレスを、すごく買っている。拳四朗選手とすごく良い勝負をした。打撃戦で。この選手は強い」と対戦相手を高評価し、吉良については「大丈夫?と思う」と心配する。

 畑山氏は、「吉良選手からしたら一番嫌なタイプの相手ですよね、カニサレスは。止められればいいけど。止められないと、この選手は不気味。思い切りもいいしね。スタミナもあるし、頑丈だし。こういうタイプは、アマチュア(出身)の選手はたぶん嫌いだと思う」と、渡嘉敷氏同様にカニサレスの脅威を述べた。

 竹原氏も33歳のベネズエラ人が23歳の吉良と「10歳違うから、若さで行けますよ」としながらも、「ただ年が違っても、4戦しかなくて3KOでしょ。ということは、12ラウンドといった長いラウンドを経験してないわけじゃん。ラウンド経験は、絶対大事です」と、最長でも8回までしか戦った経験のない吉良のキャリアを危惧した。

 そして渡嘉敷氏が「絶対にKOになる。どっちが勝っても。凄い試合になると思う」といえば、畑山氏は「長引けば長引くほど嫌だと思うよ、吉良選手は」と占った。

 3人のレジェンドは、いずれもカニサレスの強さを強調した。吉良は、はたして本番でどのような戦いを披露するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】渡嘉敷氏&竹原氏&畑山氏が吉良大弥vs.カニサレスを展望!
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