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「もはや『スピードの殿堂』とは言えない」イタリアGP2勝アロンソ、モンツァの“最高速の低下”を指摘「バルセロナでは350キロに達した」【F1】

THE DIGEST編集部

2026.09.08

モンツァ・サーキットでの最速度低下を指摘したアロンソ。(C)Getty Images

モンツァ・サーキットでの最速度低下を指摘したアロンソ。(C)Getty Images

 F1イタリアGPが現地9月6日に行なわれた。優勝はキミ・アントネッリ(メルセデス)。19番グリッドからタイヤ交換の戦略や圧倒的なペースで首位争いに浮上すると、チームメイトのジョージ・ラッセルをオーバーテイクし今季7勝目を掴んだ。

 今回のイタリアGPは、1966年のルドヴィコ・スカルフィオッティ(フェラーリ)以来、60年ぶりに母国人ドライバーがポディウム中央に立った歴史的な一戦となった。一方で、一部のドライバーからは、伝統サーキットの“魔法”が解けてしまった一戦だった、との指摘も出た。

 米専門メディア『CLASH』によると、モンツァ・サーキットで過去2勝しているフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は「モンツァでこれまで経験してきたものとは違っていた」とコメント。「ここに来ると『スピードの殿堂』に入ると言われるけれど、もう『スピードの殿堂』ではないんだ」とモンツァでのドライブに変化が見られたと明かした。

「バルセロナ(カタロニア・サーキット)では350キロか360キロに達したと思うし、ブダペスト(ハンガロリンク)でも355キロだった。それなのにモンツァでは312キロ程度だった。だから、もはや『スピードの殿堂』とは言えないね」
 
 もちろんパワーユニットの性能やマシンの成熟が不足しているとも考えられる。『CLASH』によると、アストンマーティンは最高速319キロとパワー不足にとどまった一方、ポールポジションを獲得したピエール・ガスリー(アルピーヌ)は340キロ強を記録していた。

 しかし、以前はモンツァでマシンが350キロの大台を頻繁に超えていたとも指摘。英専門メディア『The Race』によると、アービッド・リンドブラッドは「使えるバッテリー量が少ないんだ。ストレートで実際に遅くなるわけではなく、単に(バッテリーを)使わないだけなんだ」と最高速の低下はバッテリー充電量の問題だと説明している。

 マシンやパワーユニットの成熟によって、来季以降はある程度は改善がみられるかもしれない。それでもコースレイアウト上、現代F1で最もエネルギー管理が難しいサーキットの一つであり続けるのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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