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水泳

成田実生、自ら入れた“スイッチ” 不安抱えるもコーチに相談しなかったワケ「もうちょっとで20歳なので(笑)」【アジア大会/競泳】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2026.09.22

19歳の成田。200m背泳ぎで予選通過した。(C)Getty Images

19歳の成田。200m背泳ぎで予選通過した。(C)Getty Images

 第20回アジア大会(愛知・名古屋)は9月22日に東京アクアティクスセンターで競泳3日目が行なわれ、女子200メートル背泳ぎ予選で24年パリ五輪代表の成田実生が2分12秒78で全体6位通過。同2位通過(2分10秒66)の白井璃緒とともに決勝に進出した。

 成田は予選2組目を中国選手に続き組2着。残り100メートルで差を縮めてフィニッシュした。
 
 前日の200メートル個人メドレーは銅メダルだったが、中国勢2人の圧倒的な泳ぎに太刀打ちできず、大きな差をつけられた。「ちょっと落ち込みもしたんですけど、今日はまず予選をしっかりぶらさずにっていうか、自分の泳ぎをしようと思って泳ぎました」と振り返った。

 気持ちの切り替えについては「昨日できなかったいいレースのイメージを、もう1回チャレンジしてみて。ちょっとスイッチが入ったような感覚があった」との手応えを得た。

 予選後、コーチとはあまり話しておらず「不安で、言おうか迷ったんですけど...でも、ちょっと言わないことにしました。自分でなんとか」と言い、その真意を訊くと「なんか...もうちょっとで20歳なので(笑い)。自分でできるようにするのも必要かなと思ったし、やっぱこういう時に自分で乗り越えたことがあんまりないので。そこをしっかりできるように」と今後の成長のために、あえて自分自身でプレッシャーを乗り越えた。決勝では「弱気にならずに、強気で思い切ったレースができるようにしたいです」と力強かった。

 成田は22年3月に400m個人メドレーで日本中学新記録と世界ジュニア新記録を樹立。当時15歳(中学3年生)で国際大会の日本代表に初めて選出され、同年開催の杭州アジア大会に最年少で代表入りした。

 五輪も経験した若きスイマーが、2度目のアジア大会でまた一歩成長につなげるレースを目指す。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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