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競馬

フォーエバーヤング完勝! 日本馬初の海外G14勝の金字塔 矢作調教師はBCクラシック連覇へ照準【ジョッキークラブGC】

三好達彦

2026.09.22

米ジョッキークラブGCを制したフォーエバーヤング。※写真は25年のBCクラシック(C)Getty Images

米ジョッキークラブGCを制したフォーエバーヤング。※写真は25年のBCクラシック(C)Getty Images

 現地9月18日、米国ダート競馬の最高峰レースひとつであるジョッキークラブゴールドカップ(G1、ベルモントパーク競馬場・ダート2000m)が行なわれ、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡5歳/栗東・矢作芳人厩舎)が優勝。この勝利は日本馬として最多記録の海外G1レース4勝目となった。

 まさに格の違いを見せ付けるような圧勝劇だった。

 サウジカップ(G1、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート2000m)2連覇に加え、昨年はブリーダーズカップ・クラシック(G1、デルマー競馬場・ダート2000m)を制したフォーエバーヤングを恐れてという理由があってか、次々と出走予定馬が回避。レースは7頭立てになると見られたが、さらに3頭の出走取消が出て、結局は4頭立てという超少頭数での施行となった。G1レースを1勝しているバエザ(牡4歳/米/W.モット厩舎)はいるものの(他の2頭はG1勝利無し)、刻んできた戦績の差は歴然。フォーエバーヤング“一強”のムードにレースは包まれた。
 
 スタートでややバランスを崩したフォーエバーヤングだったが、すぐに立て直すと逃げたフィリアスフォッグ(せん6歳/米/G.ロドリゲス厩舎)の外へ併せて2番手を進んだ。そして最終コーナーの手前、自ら仕掛けて出た彼は大きく外へと進路をとって一気に先頭に立つと一気に後続を引き離してセーフティリードを取る。そして逃げバテたフィリアスフォッグを交わして2番手に上がったスターズアンドストライプス(牡4歳/米/W.モット厩舎)に3馬身1/4差を付けてゴール。休養明けに遠征初戦の影響もあったのだろうか、終いの伸びにはやや物足りなさを感じさせる部分もあったが、それでもこの圧勝。次の目標であるブリーダーズカップ・クラシック2連覇へ向けて、まずは順調なスタートを切ったと言えるだろう。

 手綱をとった坂井瑠星騎手はレース後、「頭数的にも、メンバー的にも、なんとなく負けられない雰囲気でしたので、まずは無事に勝つことができてほっとしています。久々に緊張しました。スタートは大外枠ということもあって、あまりタイミングは合わなかったのですが、頭数的にそれほど心配していなかったですし、次に向けてという意味では修正していかなければいけないなと思います」とコメントした。

 また仕掛けた部分については、「ペースが遅く感じたので、ブリーダーズカップに向けて、前にプレッシャーをかけられるように、あのような形で動きました。直線で抜く際は良い反応を見せてくれましたし、負けることはないなと思いましたが、正直、最後の直線の動きに関してはまだ物足りないです。半年ぶりなので、こんなものかなという感じですが、このままではまだブリーダーズカップでは全然足りないので、そこを上げていけばと思います」と、重要なプレップレースの内容を振り返った。
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