バレーボール

「今回は度が過ぎてます。あまりにも」バレーボール日本代表選手らへの“悪質コメント”に協会が異例の声明「もはやファンではないよ」と支持する声多数

THE DIGEST編集部

2026.09.26

日の丸を背負い世界と戦う選手らを誹謗中傷する声が寄せられている(写真はイメージ)。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 日本バレーボール協会は9月25日、「選手への誹謗中傷に関するお願い」を発表。選手への心ないコメントに対する異例の声明にファンからも賛同する声が上がっている。

 協会は「試合の結果や選手のプレーについて、様々なご意見やご批判があることは、承知しています。よりよいプレーやチームを目指すうえで、競技やチームに対する率直なご意見は大切なものです」とした上で、以下のように続けた。

「一方で、SNS等を通じて心ない言葉や誹謗中傷が寄せられることで、選手が心を痛めたり、不安や恐怖を感じたりすることがあります。選手に向けられた言葉は、画面の向こうにいる一人の人間に届いています。だからこそ、SNS等で言葉を発する際には、その言葉を受け取る選手や、その選手を支える人たちのことにも思いを寄せていただければ幸いです」

「選手たちが安心してバレーボールに向き合い、力を発揮できる環境をつくるために、日本バレーボール協会として、引き続き選手たちを支援してまいります。皆さまには、誹謗中傷や心ない言葉ではなく、選手の力となる温かいご声援を送っていただけますと幸いです」
 
 この声明にファンからは「JVAさんの勇気ある発信に感謝」「ファンとしても、傷付く選手を見るのは辛いです」「公式から声明が出るのは余程のこと」「今回は度が過ぎてます。あまりにも」「もはやファンではないよ」と支持するコメントが寄せられた。

 バレーボール日本代表への誹謗中傷を巡っては、2024年パリ五輪の際に川合俊一会長が「『誹謗中傷』を見過ごすことはできません」「愛のある応援をよろしくお願いいたします」との声明を出していたが、今回再び協会から発表を出さざるを得ない状況になってしまった形だ。

 実際に今回のアジア大会でも、銀メダルを獲得したバレーボール女子日本代表の佐藤淑乃がインスタグラムで「選手を否定するような言葉や必要以上に傷つけるようなメッセージも沢山届きました」と中傷コメントが寄せられたと明かしている。

 さらに同じくバレーボール女子日本代表の山田二千華も「外から見えている一部の情報だけで、その先にあるものまで推測され、決めつけられてしまうことには、正直やるせなさを感じることもありました」と胸中を吐露。「すべてを知ってほしいわけではありません。ただ、見えているものだけがすべてではないということだけは、少し覚えておいてもらえたら嬉しいです」と訴えている。

構成●THE DIGEST編集部

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