9月26日と27日に名古屋市瑞穂公園陸上競技場で行なわれた「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」の陸上競技・男子十種競技で、日本の奥田啓祐は7230点で7位に入った。6月の日本選手権を制した29歳は、途中で大怪我したなかで競技をやり抜いた。
奥田は初日、100mで10秒67、走幅跳では7m12、砲丸投では13m09、走高跳では1m79、400mでは49秒38をマークし、5位で折り返した。
勝負の2日目は110mハードルで14秒47、円盤投では全体2番目の43m91を叩き出し、「これからまくっていくぞ」と意気込んでいた矢先に、大アクシデントに見舞われてしまう。4m50だった棒高跳の試技中に感じた異変を、奥田は以下のように振り返った。
「棒高跳も、4メートル80や90を狙っていけるような感じでした。調子が良すぎてしまったのか分からないですけど、脛が変な音がして。“ベリッ”みたいな感じで。見てみたら少しへこんでいました」
医師の診断と、それに対する思いは「ドクターの方には『開放骨折もありえるからやめたほうがいい』と言われましたけど、せっかくここまで来てやらないのは、本当に後悔が残ると思って」と、回想。壮絶な覚悟でラスト2種目に臨んだ。
「あと2種目頑張ろうと。どんな姿でもいいので、最後の1500メートルでゴールすることが大事だと思ったし、『どんな形でも、ゴールするから、待っておけ』と(今大会を8123点で制した)丸山(優真)に言って」
もちろん、そのような状態ではベストパフォーマンスはできず、やり投は46m97、1500mは走行者では最下位の5分39秒13に終わった。
見事に戦い抜いた奥田は、結果は悔しかったとしながらも「日本の皆様のおかげで2日間やり抜けて楽しかったというのが、率直な感想です」と、大声援に感謝する。
今後に向けては「しっかり治して、来年のアジア選手権や世界選手権に向けて頑張りたいです」と、前を見据えた。
構成●THE DIGEST編集部
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奥田は初日、100mで10秒67、走幅跳では7m12、砲丸投では13m09、走高跳では1m79、400mでは49秒38をマークし、5位で折り返した。
勝負の2日目は110mハードルで14秒47、円盤投では全体2番目の43m91を叩き出し、「これからまくっていくぞ」と意気込んでいた矢先に、大アクシデントに見舞われてしまう。4m50だった棒高跳の試技中に感じた異変を、奥田は以下のように振り返った。
「棒高跳も、4メートル80や90を狙っていけるような感じでした。調子が良すぎてしまったのか分からないですけど、脛が変な音がして。“ベリッ”みたいな感じで。見てみたら少しへこんでいました」
医師の診断と、それに対する思いは「ドクターの方には『開放骨折もありえるからやめたほうがいい』と言われましたけど、せっかくここまで来てやらないのは、本当に後悔が残ると思って」と、回想。壮絶な覚悟でラスト2種目に臨んだ。
「あと2種目頑張ろうと。どんな姿でもいいので、最後の1500メートルでゴールすることが大事だと思ったし、『どんな形でも、ゴールするから、待っておけ』と(今大会を8123点で制した)丸山(優真)に言って」
もちろん、そのような状態ではベストパフォーマンスはできず、やり投は46m97、1500mは走行者では最下位の5分39秒13に終わった。
見事に戦い抜いた奥田は、結果は悔しかったとしながらも「日本の皆様のおかげで2日間やり抜けて楽しかったというのが、率直な感想です」と、大声援に感謝する。
今後に向けては「しっかり治して、来年のアジア選手権や世界選手権に向けて頑張りたいです」と、前を見据えた。
構成●THE DIGEST編集部
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