愛知・名古屋を中心に開催されているアジア大会において、金メダルを受け取った複数の選手が授与された時点からメダル表面に傷が入っていたことを明らかにした。韓国メディア『スポーツ京郷』が9月29日に報じた。
韓国スケートボード界で初めてアジアの頂点に立ったカン・ジュニは金メダルについて、「首から下げて歩く価値はあるね」と苦笑い。受け取った瞬間からメダルに傷が見つかったため、28日の帰国を前に大会組織委員会にメダルの交換を申請したという。
また、“傷入り金メダル”を受け取ったとの主張は他の競技からも挙がった。eスポーツ対戦格闘団体戦の韓国代表3選手は、帰国便の出発前に交換を申請したものの、なんと組織委員会からの回答は得られなかったという。
今大会の金メダルは廃電子機器から回収した金属をメダル製作に活用したもので、重さ約265グラム、直径80ミリ、厚さ5ミリの規格で製作されたという。表面を覆う1グラム以上の金を除いた本体は純銀製だ。
『スポーツ京郷』は「組織委員会は環境への配慮という象徴的な意義を盛り込んだとしているが、肝心の品質管理に失敗した結果、選手たちを再び失望させる事態となった」と厳しく断じた。
さらに、今大会のメダルをめぐる問題は、傷の件だけに留まらない。競泳のリレー予選に出場した選手にはメダルが授与されず、表彰状も紙ではなくデジタルファイルで提供され敬意を欠いた。
組織委員会はOCA(アジアオリンピック評議会)の規定、要請によるものだと説明したが、世界水泳連盟の規定では「予選が行われた場合、予選または決勝に出場したすべての選手にメダルを授与する」と定められており、結局は大韓体育会が予選・補欠出場選手に対し、公式メダルと同じ仕様で製作したメダルを授与することを決定した。
今大会、運営面での様々なトラブルが発生しており、9月30日には大会組織委員会の会長代行を務める名古屋市長の広沢一郎氏が謝罪する異例の事態に発展。複数の参加国から非難の声が上がっている状況だ。
構成●THE DIGEST編集部
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今大会の金メダルは廃電子機器から回収した金属をメダル製作に活用したもので、重さ約265グラム、直径80ミリ、厚さ5ミリの規格で製作されたという。表面を覆う1グラム以上の金を除いた本体は純銀製だ。
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