女子フィギュアスケートのアレクサンドラ・トゥルソワが、トゥトベリーゼ氏の元を離れ、トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏に指導を仰ぐことを決めた。

　トゥルソワは、2017、18年と世界ジュニア選手権を連覇。女子選手として史上初めて４回転ルッツや４回転トゥループ、４回転フリップを成功させるなど、多彩な４回転ジャンプでファンを魅了してきたロシアの新鋭で、シニアに転向した昨年はグランプリファイナルで３位に入っている。

　これまで指導にあっていたトゥトベリーゼ氏は、トゥルソワが門下を離れることに対し、自身のインスタグラムで「選手が出ていくことに慣れることはない。一緒にトレーニングを行い、困難を乗り越え、時間の経過とともに家族となる」と門下生への想いを綴り、次のように続けた。

「優れた選手は、いつでも勧誘されるし、好条件が提示されます。その提案にどう対応するかは、個々の選手が決めること。しかし、私たちのチームが他と違うところは、よりスペシャリストを育てていくところにあります」
  　この投稿を見たファンからは、「あなた（トゥトベリーゼ氏）とサーシャ（トルソワの愛称）に幸運を！」「時が全てを解決するでしょう」「アレクサンドラの選択を尊重せねば！」「サーシャのジュニアタイトル全てと、歴史的な業績をありがとう！！」「偉大なるコーチの価値ある言葉！」「プルシェンコの下へ行ってしまう…」「ショック」などと様々なコメントが寄せられており、多くのファンにとって衝撃的なニュースとなったようだ。

構成●THE DIGEST編集部 

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