プロレス団体『スターダム』に所属するレスラー木村花の急逝を受け、選手仲間から悲しみの声が上がっている。

　木村と同じスターダムの岩谷麻優は、自身のツイッター（＠MayuIwatani）を更新。「最後の試合になっちゃった。もう一回やろうって言ったのに」とのコメントと共に木村との試合の写真を4枚投稿した。

　写真は３月24日に後楽園ホールにて開催された『シンデレラトーナメント』のもの。1回戦で、スターダムのエースである岩谷と次世代スターと言われていた木村が対戦。お互い譲らぬ接戦を見せたが、両者がオーバー・ザ・トップロープによる場外転落となり、２人とも失格となる。結局これが木村にとって最後の試合となってしまった。

　岩谷のツイートにはフォロワーから「まだまだ２人の試合が見たかったです」「この試合思い出したら、また涙が...」「２人のワールド王座戦が見たかったです。シンデレラトーナメントが最後の試合になるなんて」と、二度とかなわないライバル対決を悲しむ声が寄せられた。
　 　また、かつてはスターダムに所属し、現在活動の拠点をWWEへと移している紫雷イオ（@shirai_io）は「これ以上に悲しいことはない。 いまも信じられないし、まだ受け止められないです」。カイリ・セイン（@KairiSaneWWE）も「花ちゃん。かけがえのない大切な仲間を失いました。心にぽっかりと穴があき、この現実を受け入れることが今は難しいです」と、大きな喪失感に包まれている。

　直前までSNSを更新するなど、変わらない様子を見せていた木村だけに、仲間たちの受け止め切れない思いはますます広がるとみられる。彼女たちの心のケアも重要になってくるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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