格闘技・プロレス

木村花さんの母・響子さんが想いを明かす「守ってあげられなくてごめんなさい」「もっと強くなります」

THE DIGEST編集部

2020.05.25

木村花さんの悲報は日本のみならず世界に波紋を広げている。(C)Getty Images

 5月23日、22歳の若さでこの世を去った女子プロレスラーの木村花さん。訃報から一夜明けた24日、母である木村響子さんがツイッターを更新し、ファンに向けて想いを明かした。

 2017年まで自身も女子プロレスラーとして第一線で活躍した響子さんは「木村花を応援してくれたかた 仲良くしてくれたかた 愛してくれたかた」と綴り、次のように続けた。

「守ってあげれなくて ごめんなさい
辛い想いをさせて ごめんなさい

あなたが辛いと 花も辛いから
どうか楽しく元気な花を
心に置いてあげてください

花が伝えたかったことを
カタチにするために
もっと 強くなります」

 
 さらに響子さんはもうひとつツイートを立て続けに投稿。「マスコミの皆様へ」と題して、加熱する報道合戦に苦言を呈したのだ。「警察やスターダム事務所に詳細を問い合わせるのはおやめください。お仕事に詳細がでてしまいます」と記し、「死者のプライバシーをどうか尊重してあげてください。ギリギリのところで闘っているひとたちの背中をおさないでください。もう誰ひとりも傷つけないでください」と想いを込めた。

 花さんはテレビ番組『テラスハウス』に出演するなど活躍の幅を広げる一方で、SNS上での絶え間ない誹謗中傷のコメントに悩まされていたという。23日未明のインスタグラム投稿では、愛猫との写真に「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」とのメッセージを添えていた。悲報は日本国内のみならず海外の大手メディアも大々的に報じるなど、世界規模で波紋を広げている。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】リングに咲いた華! 女子プロレスラー、木村花の厳選フォトギャラリー!!