格闘技・プロレス

WWEロウ女子王者アスカ「やったるわ!」ナイア・ジャックスとの防衛戦が決定!

どら増田

2020.05.26

ナイアとの女子王者防衛戦が決定したアスカ。(C)2020 WWE,Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間5月26日、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで、主力ブランドのロウを世界配信した。

 ロウ女子王者のアスカが、ケビン・オーエンズのKOショーにゲスト出演。「めちゃくちゃムカつく」とカイリ・セインを襲撃したナイア・ジャックスに対してイラ立ちを隠せない様子。するとそこへ王座挑戦権をかけたトリプルスレットマッチで対戦するシャーロット・フレアー、ナタリア、ナイアがそれぞれ登場。

 ナイアは「次の王者は私よ。カイリにしたことを覚えておいた方がいいわ。アスカはバックラッシュでもっとひどいことになるわよ」と挑発する。

「何があっても殴るなよ」と忠告するオーエンズを無視してアスカがナイアに裏拳を叩き込むと、4人は乱闘に発展した。

 トリプルスレット戦ではゲスト解説のアスカがナタリアに声援を送るも、ナイアがナタリアをサモアン・ドロップで沈めて次回PPV「バックラッシュ」(日本時間6月15日に配信)での王座挑戦権を獲得した。

 アスカはチャンピオンベルトを掲げながら「やったるわ!おら」とナイアを睨みつけた。アスカにとってナイアは切っても切れない仲なだけに、壮絶なタイトルマッチが予想される。
 
 WWE王者ドリュー・マッキンタイアが、PPV「バックラッシュ」で対戦するボビー・ラシュリーのビジネスパートナー、MVPのVIPラウンジにゲスト出演した。

 MVPは「すぐに"元"WWE王者なるマッキンタイアだ」と敵対的にマッキンタイアを紹介すると、「ラシュリーは俺のおかげで13年かけて王座挑戦に辿り着いた」と主張する。これに対してマッキンタイアが「俺の代わりに考えたり、話したりする奴は必要ない」と以前勧誘をしてきたMVPを否定すると因縁のラシュリーが姿を現した。

 MVPが「未来のWWE王者ボビー・ラシュリーだ」と紹介すると、マッキンタイアはMVPをクレイモアで蹴散らし、「カモーン!俺と闘え」と場外のラシュリーを挑発した。

 さらにメイン戦でラシュリー&MVPとストリート・プロフィッツが対戦してラシュリーの反則裁定となると、再び現れたマッキンタイアがラシュリーを襲撃。マッキンタイアがグラスゴー・キスやバリケードに叩き付けて暴れ、ラシュリーもスピアーで反撃して会場にいた練習生たちが止めに入る大乱闘になった。タイトルマッチ本番まで遺恨が深まるのは間違いないだろう。

 オープニングマッチではWWE US選手権試合が行なわれ、アポロ・クルーズが新王者となっている。

◆WWE ロウ◆
2020年5月26日配信(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド
WWEパフォーマンスセンター(無観客)
▼WWE US選手権試合
<王者>●アンドラデ(体固め)アポロ・クルーズ○<挑戦者>
※スタンディングムーンサルトプレス
※クルーズが新王者となる

文●どら増田

【動画】この体格差!王者アスカはナイアのパワーに勝てるのか?
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